樹木葬スペース「梅」満開

境内に新設された 樹木葬スペース の「梅」満開です。ここにはシンボルツリーとして樹齢300年のオリーブが植樹されていますが、境内にもともと植わっていた「梅」がこの季節とてもいい感じです。ぜひお近くにお越しの折は、お立ち寄りください。

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昨年の10月にオープンしたばかりの了願寺樹木葬スペースですが、すでに何名かの方がご検討中です。石版プレートは以下のような感じになります。自由にお好きな言葉や絵柄を入れていただけます。まだまだ、スペースに余裕がありますので、当面は石版の位置はご希望の場所に配置していただけます。こちらも、ぜひともご検討ください。

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境内には、この樹木葬スペースの見応えたっぷりのオリーブをはじめ、「梅」や「桜」などの国産の花木だけでなく、世界中の様々な珍しい植物が置かれています。下の写真は現在山門前に置かれている「ユッカ」(Yucca Rostrata) というメキシコ北部原産のリュウゼツラン科の植物で、なかなか目にすることがない見ごたえがある植物です。

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その後ろに咲いているのは黄花の「マンサク」で、とても不思議な花を咲かせています。香りもとてもよく、お寺の入り口に置いています。

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これからの暖かくなる季節、境内では様々な植物が楽しめます。お気軽に散歩がてらにお立ち寄りください。

樹木葬スペース最終工程完了

先日(10/31)、了願寺に新設された 樹木葬 スペースの最終工程である文字入れが完了しました。

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この自然石は、お寺の境内に古くからあったものですが、そこに仏典の言葉を刻みました。「澍法雨」とは、浄土真宗の聖典『大無量寿経』にある言葉で、「仏法が大地を潤す雨のように澍がれる」といった意味のことばです。樹木葬という新しい取り組みにあたり、どの言葉を選ぶべきか思案した結果、この言葉が腑に落ちましたので、当院に昔からある自然石に刻みました。味のある古い石の文字は、存在感のある300年オリーブととても相性がよいと感じています。

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樹木葬スペースの永代供養墓(共同墓・合祀墓)には「樹心佛地」の言葉を選びました。こちらは直接には親鸞聖人の『教行信証』最後あたりの「心を弘誓の仏地に樹て、念を難思の法海に流す」という有名な言葉です。阿弥陀仏の本願の世界が「仏地」と表現されています。心を弘誓の仏地に樹てるとは、人間の限られた狭い見方を離れる決断が表現されています。この親鸞聖人の独特の表現は、玄奘三蔵の『大唐西域記』の文言を受けているようです (T51, n.2087, p.887a22: 「樹心佛地流情法海」)。「樹てる」という印象深い言葉が、今の樹木葬にマッチするように感じて、この言葉を選びました。

樹木葬への納骨は順次受付開始しております。またお寺へお越しの折はぜひともゆっくりとご覧になって下さい。

了願寺樹木葬スペース工事進行中

すでに お知らせ しているように、了願寺では樹木葬スペースの新設工事が進行中です。先日メインのシンボルツリーであるオリーブの古木 (推定樹齢200年以上) の植樹が完了しました。完成は10月の頭を予定していますので、もう間もなくといったところです。

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10/2 (日) に役員会が行われる予定で、その場で細かい規約や各種値段設定など最終的なことが話し合われる予定です。詳細はもうしばらくお待ち下さい。早ければ10月頭の完成直後から受付が開始できると思います。本記事をご覧になられた方で、ご興味を持たれた方はお寺までご連絡ください。

なお、この樹木葬スペースは、お住まいの地域や、当院の門徒であるかどうか、また各ご家庭の宗派といったことを問いません。ただし、納骨の儀式は当院住職が執り行わせていただきます (真宗大谷派[東本願寺]の儀式作法で)。その点、あしからずご了承ください。その他、詳細は決定次第このサイトでもお知らせします。

プレート

色の選択 (3色)

完成イメージは以下のような感じです。

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画像左奥がオリーブ古木 (シンボルツリー) の植樹スペース、右奥が合祀墓 (共同の納骨場所) となります。合祀墓への納骨とは別に、個別にプレートを設置できるように設計されています。プレートの色は以下の三色 (黒・赤・白) からお選びできます。

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デザイン (自由)

プレートのデザインは自由に設定できます。サンプルとして以下のようなデザインが可能です。

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了願寺納骨壇新設のお知らせ

この度、多くの方からのご要望にお答えする形で、了願寺本堂内に「納骨壇」を設置 することとなりました。

令和 4 年春 には設置完了予定です。了願寺本堂の内陣 (阿弥陀如来像の横) に下図の納骨壇を設置し、お預かりから 30年間 寺院にてご供養させて いただきます (30年経過後、了願寺境内にあります 永代供養墓 に納骨させていただきます)。もちろん、事前にお寺までご連絡いただければ、いつでもお好きなときにお参りいただけます。

【納骨壇】(5段式のひとつ分)
冥加金30万円以上 維持管理費5千円(1年間)
*月参りをしてくださっているご門徒様に関しては管理費はいただきません。
【共同納骨壇】(納骨壇下段でのお預かり) 
頂骨(小さいお骨) 冥加金5万円以上
胴骨(大きいお骨) 冥加金10万円以上

↓完成予定図(来春完成予定)

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