第47回大阪教区「同朋大会」のお知らせ —私たちは何を求めて生きているのだろうか—

私たちは何を求めて生きているのだろうか

年初、大きな地震が能登地方でありました。新年の和やかなひと時が一変、生きることの厳しさと現実をつきつけられました。

思いがけない出来事に遇って、私たちは大切な人と別れていかなければならないことがあります。また、どうしても受け入れがたいこととと出会わなければならないことがあります。また、どうしても受け入れ難いことと出会わなければならないことがあります。そして、いくら求めても手に入らない、思い通りにならないことがたくさんあります。そんなことを繰り返し、今日まで生きてきたように思います。

「それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり」蓮如上人(白骨の御文)

ふと、「不安」や「むなしさ」が心の中に湧き上がってくる時があります。それは、「まぼろしで終わらせないで」という「いのち」からの呼びかけではないでしょうか。

いつ終わるともしれない日々の中で、私たちは一体どこへ向かって生きているのでしょう。一体何を求めて生きているのでしょう。

豊かさを求めて、夢や希望をもつことで「光」を見い出そうとしています。しかし、それらは本当に確かなものなのでしょうか?

決してまぼろしではない確かな歩みを、そして「光」を共にたずねてみませんか?お誘い合わせの上、ご参集ください。

日時 2024/6/15 (土) 午前10時/午後2時半
参加費 1,000円
講師 藤井慈等氏
会場 難波別院本堂(保育室あり)

了願寺門徒でご参加希望の方はお寺までご連絡ください。お寺近辺にお住まいの方は、「午前8時半」にお寺にご参集ください。詳細はお寺までお尋ねください。より多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

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難波別院「初参式」のご案内

初参式(子ども初まいり)とは、新しくこの世に生まれた大切な命の誕生を、ご家族そろって仏さまのもとお祝いする集いです。参加費は無料で、記念品も贈呈されます。初参りは神社の印象が強いかと思いますが、お寺でもあります。

難波別院での初参式は、いまいち浸透していない感じなのですが、かなり贅沢で本格的な初参式の儀式を体験できます。無料で記念品まで贈呈されるという歓迎ぶりです。当院住職もスタッフで参加します。参加希望の方は、直接難波別院までご連絡いただいても結構ですが、お寺までご連絡いただいても大丈夫です。

日時 2024/6/8 (土) 午後2時から
場所 難波別院本堂
対象 0--5歳までのお子様(もちろんご家族で)
参加費 無料(記念品贈呈)
申込 申込用紙に必要事項
締切 5/31 (金)まで

ぜひともご参加をご検討ください!

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大阪教区 同朋大会のお知らせ—私たちは何を求めて生きているのだろうか—

大阪教区では来る6月24日 (土) に第46回となる「同朋大会」が開かれます。ご講師は伊藤元先生 (徳蓮寺住職) です。時間は午前の部 (10時から)、午後の部 (午後2時半から) の二部構成ですが、了願寺からは「午前の部」で団体参拝します。参加をご希望の方はお寺までご連絡ください。集合は直接「難波別院」(久太郎町 4-1-11) に10時には到着するようにお願いいたします。オンラインでの参加も可能です。詳細はお寺までお問い合わせください。なお参加費は1000円と告示されていますが、これはお寺が出させていただきますので、派手ではない普段着で、お念珠だけ持ってお越しください。

親があり、祖父母があり、連綿とつながってきた 私のいのち 今だけよければいいのでしょうか。

家族、友人、社会、さまざまなつながりの中にある 私のいのち 自分だけよければいいのでしょうか。

たった一度きりの誰とも代わることのできない 私のいのち いのちの重さに違いがあるのでしょうか

私たちは必ず誰しも死を迎える時がきます。自分の人生が充実して幸せなものであることを願いながら、それもどこかで死によってすべてが無になってしまうと恐れて生きている私がいます。

しかし、どう生きることが本当に満足で、安心できるものであるのか、はっきりしないものがあります。現実の社会を生きることと、お念仏の教えを聞くことは別のことなのでしょうか。ふとわいてくる不安やむなしさは何なのか。心の声に耳を傾けてみませんか。

私たちは何を求めて生きているのだろうか。

「私の生き方」を共々にたずねる場になればと思います。皆さま、お誘い合わせのうえ、ぜひご参集ください。

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令和3年 難波別院 (南御堂) 報恩講のお知らせ

難波別院 (南御堂) では来る2021年10月25日(月)から10月28日(木)にかけて「報恩講」が勤修されます。今年は27日(水)の結願逮夜ならびに結願日中(木)に大谷暢裕ご門首がご出仕をされ法要が勤まります。 法要の詳細につきましては、下記の「日程」をご確認ください。

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今年度の難波別院の報恩講は、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、例年の諸行事の大半が中止となっています。。法要については、時間短縮・換気・参拝席の間隔を充分に空けるなどの感染予防対策が講じられます。ご参拝の際は、マスク着用等の感染防止対策をとっていただきますようお願い申し上げます。

なお、今年度も当院了願寺からの団体参拝は行いません。各自のご参拝をお願い申し上げます。何か不明な点があれば当院までご連絡ください。

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難波別院リーフレット「不安から開かれる道」

難波別院よりリーフレット「不安から開かれる道」が出されています。コロナウイルス感染症によって社会が、かつてないほど混乱し、不安に取り込まれている中、私たちはいかに日常と、自分と向き合うべきか。このリーフレットを、機会があればご門徒の方々にお配りして、考えていきたいと思います。

現在、月忌参りなどの折にお配りしておりますが、リーフレットご希望の方は お寺 までお知らせください。

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不安から開かれる道

社会に「不安」が蔓延しています。「この先どうなる」「もっと悪くなるのでは」「死んでしまうかも」と、人類の叡智を持ってしても拭えない不安に押しつぶされそうです。それに仏教はどう答えるかと言うと、とても冷静で「不安は解消しないのだ」と教えます。

 不安を仏教では怖畏と言います。『華厳経』というお経はそれを五怖畏と分けます。「不活畏・堕悪道畏・悪名畏・死畏・大衆威徳畏」の五つです。さしずめ冒頭の不安は「不活畏・堕悪道畏・死畏」、残る「悪名畏・大衆威徳畏」は、「悪口を言われるのではないか」「大勢の前で恥をかかされるのではないか」という不安です。よくよく考えてみれば、怖畏はいつの時代にもあるものです。食べていけなくなる(不活畏)・世の中が悪くなる(堕悪道畏)なんて、毎日のニュースで見聞きしたことばかり。人類が常に不安を持ち歩いてきたことを、仏教は何千年も前からお見通しなのです。たぶん今の騒ぎがおさまれば、人はまた新たな不安を生み出すことでしょう。  同じ『華厳経』に「歓喜地を得て、すなわち五怖畏を過ぐ」と、不安を乗り越える道が説かれていますが、「菩薩さまと同じように歓喜地を得なさい」という意味です。しかし、歓喜地は「菩薩さまの永い修行がいよいよ最終段階に入る少し手前」。生身の人間には到底到達できない境地です。

 これはとある座談会の席のこと。Aさんは様々な不安を抱え、仏教に救いを求めての参加でした。「来ようか来ようまいか悩みました。参加しても不安は消えなかったけど、来てよかった」と、Aさん。そこへ日頃から元気な聞法者のBさんが「それが初歓喜地じゃないの!よかったね」と励まされたのです。表現が難しいため、Aさんはキョトンとされていましたが、横で聞いていた私がハッとさせられました。そうか、人はどこまでも不安を解消することばかり考え、涙ぐましい努力をするものの、自らが不安を生み出している以上、それを消すことはできない。しかしそれをそのまま受け入れてくれる人、共に歩む人と出遇えた時、不安は不安のままに生きてゆける道が向こう側、つまり如来さまの側から開かれることがあるのだな、と。

 本願寺第8代・蓮如上人は「疫病によって私たちが初めて死ぬわけではない、生まれたからには死に向かっているので、驚くことはない(取意)」と言い切られます。宗祖親鸞聖人も飢饉の際、「多くの人が亡くなられたのは気の毒だけれど、生き死にとは移ろい変わる世の中の真実だ、と如来さまがおっしゃっておられるのだから、驚くことはない(取意・『末燈鈔』より)」とおっしゃいます。  それは、どうせ死ぬとか、死んでも構わないという運命論や開き直りではありません。「不安から逃げず、不安に負けて無用に他者を責めたり争ったりせず、むしろ不安をきっかけに、いつかは終わる我が人生を見つめ直し、共に今を生きよう」と言う励ましのお言葉なのです。

 多くの縁が重なり合うこの社会。生きていればいろんなことがあるものです。それが如来さまの説かれる真実です。ならば許される範囲で身近な人と不安を語り合い、苦しみを分かち合い、共に生きて乗り越えていこうではありませんか。南無阿弥陀仏。

(難波別院・竹中慈祥)

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平成31年大阪教区「同朋大会」のお知らせ —集おう いのちのサンガ、あなたの居場所はどこですか?—

昨年 同様、本年も難波別院本堂にて同朋大会 (第45回) が開催されます。

日時  :  2019年5月11日 (土曜日), 午前10時から (第7組)
テーマ:  「集おう いのちのサンガ ---あなたの居場所はどこですか?---
講師  :  真城義麿先生 (四国教区善照寺住職、元大谷中・高等学校校長)
場所  :  難波別院本堂 (大阪市中央区久太郎町4-1-11)
参加費 :  1,000 円

当山了願寺ご門徒・ご信徒さまで、ご参加を希望される方は、お電話 (06-6471-5942) か お問い合わせフォーム でご連絡ください。詳細は以下のちらしの通りです。了願寺からご参加される方で中島町近辺にお住まいの方は、了願寺境内に 午前8時半 にご参集ください。

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[大会テーマ] について

あなたの居場所はどこですか… そう尋ねられたら、あなたはどう答えますか。

家庭、地域、社会…それぞれの場所で、他者と関わりを持ち、認め合いながら安心して共に生きるという理想とは裏腹に、現代は、様々な苦悩を抱える混乱の世の中です。

そんな苦悩や弱さをさらけ出せる場所、自分がそこにいてもいいんだと安心できる場所、そのままの自分でいられる場所…そこに、人間の都合での善悪や評価のものさしとはいはずです。

しかし私たちだからこそ、見捨てないぞと照らしてくださっている本願の教えに出遇い、自らが深く問われてきます。そして、同じように苦悩する人々と出会い、同朋として響き合うところに、それぞれの居場所が開かれていくのではないでしょうか。

今大会が南無阿弥陀仏の法縁を紡いでいく機縁になりますよう願ってやみません。

プログラム

  • 勤行 (同朋奉讚)
  • 教化委員長 (教務所長) 挨拶
  • 大会趣旨説明
  • 意見発表 (第12組 唯称寺・橋本隆夫さん)
  • 講演 (真城義麿師)

平成三十年 難波別院報恩講のご案内

難波別院では、10月25日(木)から28日(日)まで、「報恩講」が勤まります。

御堂会館の建替工事の影響で昨年以上に境内地が縮小されている為、混雑することが予想されます。皆様にはご理解とご協力をくださいますようよろしくお願いいたします。

ご法話

  • 25日(木)14:00 初逮夜  「日ごろのこころにては往生かなうべからずー帰えろう もとのいのちへー」 生野区・光德寺住職 高橋法信
  • 26日(金)7:00 初晨朝  「今を生きる」 難波別院輪番 宮浦一郎
  • 10:00 初日中  「もう済んだと思ったが、まだ始まっていなかった」 東京都・因速寺住職 武田定光
  • 14:00 逮夜   「もう済んだと思ったが、まだ始まっていなかった」 東京都・因速寺住職 武田定光
  • 27日(土) 7:00 晨朝   「帰るべきところ」 東成区・浄琳寺 森広樹
  • 10:00 日中   「如来回向の覚道」 阿倍野区・即應寺前住職 藤井善隆
  • 13:30 法話   「如来回向の覚道」 阿倍野区・即應寺前住職 藤井善隆
  • 28日(日) 7:00 結願晨朝 「広大勝解者」 富田林市・正受寺住職 松山正澄

皆さん、ご参詣くださいますようご案内申し上げます。

当院から団体参拝のご門徒様へ

10月28日の団体参拝は、葬儀のため中止とさせていただきます10月28日行事中止について

############## (以下旧記事) #########################

当院了願寺では、「28日 (日) の結願晨朝」に団体で参詣します。ご参加くださる方は28日の7時に直接難波別院にお集まりいただくか、お寺の近くにお住まいの方は「午前6時」に境内にお集まりください。

# 以下昨年のパンフレットです。今年のものは今しばらくお待ち下さい。

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平成30年大阪教区「同朋大会」のお知らせ —つながるいのち、託されたいのち—

昨年 同様、本年も難波別院本堂にて同朋大会 (第44回) が開催されます。

日時  :  2018年5月26日 (土曜日), 午前10時から
テーマ:  「つながるいのち、託されたいのち」
講師  :  酒井 義一 (東京教区存明寺住職)
場所  :  難波別院本堂
参加費 :  1,000 円

当山了願寺ご門徒・ご信徒さまで、ご参加を希望される方は、お電話 (06-6471-5942) か お問い合わせフォーム でご連絡ください。詳細は以下のちらしの通りです。了願寺からご参加される方で中島町近辺にお住まいの方は、了願寺境内に 午前8時 にご参集ください。

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なお、昨年の川村妙慶先生の同朋大会の冊子ができています。ご参加くださった方で、まだお手元に無い方はお寺までご連絡ください。

7組同朋大会のお知らせ

来る12月23日 (土) 午後3時より、難波別院 (南御堂) の同朋会館講堂にて本年の「7組同朋大会」が開催されます。今年はご講師に「三河すーぱー絵解き座」の座長をなさっている梛野明仁先生をお迎えして、「琵琶で語る親鸞聖人御絵伝の世界」をご講義、ご披露いただきます。たいへん貴重なご公演ですので、是非とも奮ってご参加ください。

ご参加希望の方は事前に お寺 まで、ご連絡ください。

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