令和7年 盂蘭盆会法要 ご案内

今年は6月にすでに異様な暑さを記録し、短い梅雨が明けて7月の猛暑に突入しています。異常気象のニュースにも「また今年もか」とため息が出るばかりです。

さて、すでに多くの皆様へはご報告させていただいておりますが、了願寺のご本尊である阿弥陀仏像がこの度、大阪市の指定文化財(有形文化財)に認定されました。3月に市の文化財保護課から連絡があり、5月に学芸員の職員の方の最終の訪問があり、つい先日の7月10日付けで正式に認定と相成りました。

実は、お寺には昔から御本尊が文化的価値の高いものであるということは代々伝承されていたのですが、この程正式に市から認定された形となります。全国的に真宗のお寺にほとんど仏像がなかったような室町時代から、およそ600年以上もの間、地震、火災、水害などの災害や戦争による被害も避け、この中島の地で私たちを静かにお守りくださっておられたことです。

実は、文化財認定のご連絡をいただいてから、バタバタと対応に追われておりますが、御本尊そのものは、これまでと変わらず本堂に安置されております。そして、これからも当院で御本尊として私たちをお導きくださいます。

もう間もなく8月15には例年通り下記により本堂でお盆の法要(共同盆会法要)が勤まりますので、この機会にぜひとも一人でも多くの皆さま方のご参詣をお待ち申し上げております。   

      記
日時 令和7年 8月15日(金) 午前10時より
場所 了願寺本堂

*ご法名等はお寺からお配りしている用紙(下記に画像あり)にご記入の上、ご提出ください。

お初穗についてのお願い

当山了願寺は、元禄元年 (1688年)、開発間もないこの中島新田の地に創建されました。創建当初、すぐには檀家なども得ることができませんでしたので、地主である中島市兵衛氏(当院の墓地に石碑があります)より、米三石六斗のご寄進を受けて維持していました。この寄進米はその後も長く続いたと記録されています。

この名残を受けて、了願寺では今でも御本尊である阿弥陀如来様への一年間のお仏飯米(お初穗)として、ご門徒さまから「お志」を頂戴していることであります。 令和2年以来、国内の新型コロナウイル拡大によって、密空間の回避ということが感染拡大の抑止策として世間に浸透するにつれ、月参りやご法事、お葬儀など、お寺の主要な法務がいちじるしく減少しております。令和5年の5月に五類感染症へ移行したとはいえ、一度進行した仏事の減少は止め難く、寺院護持ということが大変厳しい状況まで進んでまいりました。

昨今の厳しい経済状況の中で誠に厚かましいお願いで恐縮ですが、 現在、月参りを中止なさっておられるご門徒様、仏事は数年に一度のご法事のみというご門徒様におかれましては、創建当初より当院に継続されてきた「お初穗」という形で、ほんのお気持ちで結構ですので、毎年の寺院護持へご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今年は殊の外暑さが厳しい日が続いております。くれぐれもおからだご自愛ください。

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墓地ブロック塀改修に伴う「ご懇志」のお願い

墓地の道路に面するブロック塀の老朽化が進んできました。了願寺墓地のブロック塀は、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災の 時に全面的に改修を行って以来ですので、すでに30年が経過していることになります。

先日、西淀川区役所の担当の方が調査に来られ、一緒に細部を確認したのですが、この塀は通学路にも面していて、なるべく早い段階での改修工事が望ましいとのことでした。改修に当たっては、ブロック塀の再建ではなく、軽量フェンスでの建て替えとなります。

現在、業者に見積を依頼し、計画を進めいている段階です。大阪市からの助成金(最大45万円)も見込まれますし、また、毎年墓地管理費として頂いているものは、墓地の管理運営費として積立させていただいているのですが、近年の墓じまいの増加や仏事の減少、建て替えに伴う人件費・材料費の高騰で、すぐには計画が進められない状況です。

昨今の厳しい経済状況の中で誠に厚かましいお願いで恐縮ですが、当院檀家に関わらず、このブロック塀改修工事に関係する皆様に、お気持ちで結構ですので、ブロック塀改修へのご懇志のご協力を賜りますようお願い申し上げます。ご懇志は正面玄関にて受け付けます。現在、墓地中央(迎え地蔵様)のところと、正面玄関前に「募金箱」を設置しています。

今年は殊の外暑さが厳しい日が続いております。ご自愛専一くださいますよう念じあげます。

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令和6年 秋の彼岸会法要ご案内

残暑厳しい日が続いておりますが、皆様お変りなくお過ごしの事と拝察します。

八月のお盆が過ぎれば、すぐにこの秋の彼岸のご案内となり、彼岸が過ぎれば、年末の報恩講へ向けてと時は進んで参ります。まことに、光陰矢の如しです。

今年の夏は殊の外きびしい暑さとなりました。例年、「こんなに夏が暑かったか」という感想を抱きますが、実際、世界の各地で年々最高気温の更新を記録しているようです。「地球温暖化」という言葉を耳にすると、どこか遠いところの問題のように感じてしまいますが、この夏の暑さによって、世界規模のこの問題の重大さをつくづく実感するところです。

さて、来る秋の彼岸会法要ですが、下記によりお勤めさせていただきたく存じます。 例年「秋分の日」に行われていますが、今年は秋分の日が日曜のため、翌日二十三日の 振替休日にお勤めさせていただきたいと思います。

秋は気候もよく、もっとも活動的になれる季節です。秋の良い季節の本堂へのご参拝をお待ち申し上げております。

 一 日時 令和六年 九月二十三日(月) 午前十時より
                  (秋分の日振替休日)

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令和6年 孟蘭盆会法要ご案内

昨年五月に長らく続いたコロナウイルスも五類感染症に移行しまして、コロナ前の日常生活が復帰したように思われますが、次から次へと大きなニュースが流れてきます。元日に能登半島を襲った大きな地震は、いまだ大きな爪痕を残して完全復旧の目処は立っておりません。ウクライナやガザ地区の戦争は長期化して、今も現地の悲惨な状況が定期的に伝わってきます。世界的な物価上昇は歯止めがきかず、私たちの日常に浸透してきています。少子化問題、エネルギー問題、高齢化問題、働き方問題、地球環境化問題、円安問題、性別問題… メディアから「〇〇問題」が尽きることはありません。

八月十五日の「孟蘭盆会法要」は、本堂にてお勤めさせていただくよう予定しております。常に社会全体が大きな不安に取り囲まれつつある昨今にあたって、「お盆」という法縁の場を通じて、あらためて浄土真宗門徒としての念仏生活について、ともに尋ねていきたいと考えております。

下記により法要が勤まりますので、一人でも多くの皆さま方のご参詣をお待ち申し上げております。

日時 令和6年 8月15日(木) 午前10時より
場所 了願寺本堂

お初穗についてのお願い

了願寺におきましては、元禄の創建当初よりご本尊阿弥陀如来に対する一年間のお仏飯米として、各ご門徒様より「お志」を頂戴しております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

*ご法名等はお寺に用意してある「申請用紙」に当日受付にてご記入ください。

墓地管理費のお願い

以下の期間にて、「墓地管理費」の受付を行います。管理費は一年のうちいつでも納入していただいて結構ですが、一年でもっとも墓参の多いお盆の時期には了願寺婦人会の方々にご協力いただき、正面玄関にて受付が出ます。

墓地管理費受付 8/12 〜 16 (午後5時くらいまで)
場所 正面玄関にて (婦人会の受付は午前のみ)

また、昨年お知らせさせていただいているように、令和四年総代会にて管理費の値段改定 (年間3,000円以上) が行われています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

共同墓地盆会法要

例年通り、上の盆会法要と同日の午後1時より、了願寺墓地にある共同墓 (永代供養墓) にて盆会法要を行います。共同墓納骨の方はどなたでもお参りください。

了願寺墓地地蔵盆

こちらも例年通り中央の地藏堂にて地蔵盆のお参りをします。今年は24日の11時よりお勤めします。どなたでもお参りください。

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台風の影響による盂蘭盆会法要

すでにお知らせしていますように、今年の8/15午前の法要は台風の影響により「内づとめ」(お寺の者だけでの法要) とさせていただきました。お盆の法要がこのように台風の影響を受けるということは私の知る限りはじめてのことでした。前日までどのように判断してよいかわからず、いくらか問い合わせはあったのですが、当日の朝の時点で決断するとお伝えしました。

結局、当日朝5時の時点で、予報通り関西を通過することになったので、こちらのサイトで通知して、お寺の掲示板にてお知らせするとともに、いつも起こしくださる方々には直接お電話でお知らせした次第でした。

法要の本堂準備は通常通り行っていましたので、午前10時にリモートでつなぎ、通常通りのお勤めをさせていただきました。お盆のご懇志ならびにお初穗を頂戴した方々には、通常の法要の通り、故人のご法名ならびに申請者のご芳名を読み上げさせていただきました。

参拝を予定くださった方々には申し訳ございませんでした。今後、なかなか今年のお盆と同じようなことはないとは思いますが、今後の災害時の法要のため、今年の件は記録しておこうと思います。

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令和5年 孟蘭盆会法要ご案内

本年五月以降、長らく続いたコロナウイルスも五類感染症に移行しまして、ようやく日常生活が復帰しつつあります。

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、各所で多大な影響を及ぼしました。お寺としてもイベントは自粛し、大きな法要は規模縮小でお勤めさせていただいておりました。まだ、完全に気を抜けない状態は続いていますが、それでも徐々に通常の法務が回復してきております。私たちはこの経験を活かし、新たな日常を構築していかねばなりません。

8月15日の「孟蘭盆会法要」については、通年通り、本堂にてお勤めさせていただくよう予定しております。コロナウイルス蔓延やウクライナでの戦争、物価高騰や気候変動による猛暑の到来など、社会全体が大きな不安に取り囲まれつつある昨今にあたって、「お盆」という法縁の場を通じて、あらためて念仏生活の意味について、ともに尋ねていきたいと考えております。

下記により法要が勤まりますので、一人でも多くの皆 さま方のご参詣をお待ち申し上げております。

日時 令和五年 8月15日(火) 午前10時より
場所 了願寺本堂

お初穗についてのお願い

了願寺におきましては、元禄の創建当初よりご本尊阿弥陀如来に対する一年間のお仏飯米として、各ご門徒様より「お志」を頂戴しております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

*ご法名等はお寺に用意してある「申請用紙」に当日受付にてご記入ください。

墓地管理費のお願い

以下の期間にて、「墓地管理費」の受付を行います。管理費は一年のうちいつでも納入していただいて結構ですが、一年でもっとも墓参の多いお盆の時期には了願寺婦人会の方々にご協力いただき、正面玄関にて受付が出ます。

墓地管理費受付 8/12 〜 16 (午後5時くらいまで)
場所 正面玄関にて (婦人会の受付は午前のみ)

また、昨年お知らせさせていただいているように、令和四年総代会にて管理費の値段改定 (年間3,000円以上) が行われています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

共同墓地盆会法要

例年通り、上の盆会法要と同日の午後1時より、了願寺墓地にある共同墓 (永代供養墓) にて盆会法要を行います。共同墓納骨の方はどなたでもお参りください。

了願寺墓地地蔵盆

こちらも例年通り中央の地藏堂にて地蔵盆のお参りをします。今年は24日の11時よりお勤めします。どなたでもお参りください。

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平成30年盂蘭盆会法要のご案内

今年も「お盆」が近づいてきました。「お盆」とは今は亡き人たちとの対話の日でもあります。浄土真宗ご門徒にとって「お盆」とは、亡くなられた方々が本心から願ってくださっていることは何なのか、それをあらためてお念仏を通して聞かせていただくことが、何よりも大切な意味であります。

下記により法要が勤まりますので、多数のご参詣をお待ちしております。

        記

日時 八月十五日(水) 午前十時より

場所 了願寺本堂

お初穗についてのお願い

当山了願寺におきましては、元禄の創建当初よりご本尊阿弥陀如来に対する一年間のお仏飯米として、各ご門徒様より「お志」を頂戴しています。本年もお盆期間にどうぞよろしくお願い申し上げます。

墓掃除についてのお願い

お盆の期間は、一年でもっともお墓にご参詣くださる方の多い時期です。

そこで、別の記事 でご案内の通り、了願寺有縁の方々にご協力いただいて、下記により墓地の草刈りなどの掃除を行いたいと思います。お忙しい中、誠に恐れ入りますが、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

                         記

日時 七月三十一日(火)午前六時から (一時間ほど)

場所 了願寺 墓地集合

お道具類はお寺でご用意させていただきます。作業しやすい服装でお越しください。

墓地管理費について

お盆期間 (8/12〜16) に了願寺正面玄関にて一年間の「墓地管理費」(いわゆる”お水代”) を承ります。期間中は、了願寺正面玄関にて婦人部の方々に受付をお願いしておりますので、記帳の上お納め下さいますようお願い申し上げます。

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