境内「桜」開花中

春の日差しが嬉しい季節となってきました。

お寺の境内の「桜」が開花中です。今週末が見頃といったところです。

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すでに ご案内 させていただいている通り、4月1日(土)午後二時から境内で「花まつり」が行われます。本堂で誕生会のお勤めのあと、境内でみなさんとお花見をしたいと思います。お時間合えば、ぜひともご参加ください。

他にも境内にはいろいろな植物が開花中です。

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これは源平の枝垂れ桃の花で、紅白の花が咲く珍しい品種です。樹木葬スペースの近くに置いています。

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これは「クルメツツジ」で、江戸時代後期に久留米藩がつくり出した改良品種だそうです。戦後には久留米でたくさん作られたという、日本原産のツツジです。一般のツツジより少し小ぶりの花が咲きます。これは墓地参道で咲いています。

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これは「利休梅」です。中国原産ですが明治時代末期に渡来したようです。清楚な白い花が茶人に好まれ、茶庭に使われることが多いそうです。このため、茶道の祖である千利休にちなんで、リキュウバイと名付けられたということです。こちらも墓地の参道に咲いています。

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これはご存知「スイセン」ですが、「スノーフレーク」という品種です。釣鐘状の花がスズラン、細長い葉がスイセンのようだから鈴蘭水仙とも言われています。白い花弁の縁に緑の水玉のような斑点が入り愛らしいです。こちらも墓地参道に。

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こちらは「カラフネツツジ」です。黒みがかって見える濃赤色の花が個性的なツツジです。「カラフネツツジ」という名は、その昔、日本のツツジがオランダで品種改良され、逆輸入されたのが由来とも言われています。この可憐な花も墓地参道にあります。

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これは少し変わり種で、オーストラリアやニュージーランド原産の「ギョリュウバイ」という花です。日本でも流通が盛んで、比較的よく園芸店で見られます。その葉の形が「御柳」(ギョリュウ) という樹木の葉に似て、花は梅の花に良く似ているため、日本では二つを合わせて「御柳梅」(ギョリュウバイ) と呼ばれるようになりました。こちらはお手洗い近くに鉢植えされています。

その他にもたくさんの植物が境内にはあります。春の気持ちの良い気候、ぜひお散歩がてらいらしてください。

了願寺「花まつり」開催のお知らせ

やわらかな春の日差しがうれしい季節になってまいりました。日頃、皆様方には了願寺行事へのご理解、ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

さて、本年もまた、了願寺境内にて桜満開の下での〝花まつり〟(灌仏会 かんぶつえ, 釈迦の誕生を祝う仏教行事) の開催を予定しております1。今年の大阪の 予想満開日 は「4月5日」頃となっていますので、ひとまず、その週の土曜日に日程を設定させていただきます。なお、雨天の場合延期いたしますので、詳細は了願寺のホームページ(www.ryogan.org)か山門横の掲示板をご確認ください。本堂で釈尊ご誕生のお勤めの後、引き続き当山境内にて、「どなた様でも参加できるお花見の会」を開催したく計画しております。どなたさまでも、より多くの皆様方のご参詣をお待ち申し上げております。

日 時:4月8日(土) 午後2時より(2時間程度)
場 所:了願寺 境内
会 費:無料

飲み物・おつまみ等、お寺でご用意させていただきますが、ご参加くださる皆様が、お荷物にならない程度で結構ですので、各自持ち寄ってくださればたいへん助かります。なお、小学生以下のお子様は保護者同伴でお願いします。

※ 事前の申込みは不要です。

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(昨年開催の様子)

Footnotes:

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明治時代のグレゴリオ暦導入後、4月8日は関東地方以西で桜が満開する時期である事から浄土真宗の僧侶安藤嶺丸が「花まつり」の呼称を提唱して以来、宗派を問わず灌仏会の代名詞として用いられています。