まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様お変りなくお過ごしの事と拝察します。
新しい年を迎えましたが、元日に石川県の能登半島を大地震が襲いました。当院のある西淀川区でも比較的強い揺れを感じましたが、能登地方の震源地では、最大震度七の巨大地震でした。 能登半島を中心に多くの建物が倒壊し、大規模火災も発生し、発生から一ヶ月以上経過した現在も復旧の目処はたっておりません。能登地方は浄土真宗の寺院が多く存在する土地で、この度の被害の惨状は相当なものになります。
被害に合われた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、当院のある中島町もその歴史の中で、数々の自然災害にあってきた土地であり、あらためて災害への備えの必要性を強く感じます。
この度の春の彼岸会法要では、能登半島地震に対する救援金を募集させていただきたいと思います。皆様からのご支援は、東本願寺を通じ現地へお届けさせていただきます。
同時に、このお彼岸という機縁に、防災意識の高揚のため、防災に関する知識や技術をあらためて共有したいと考えています。春の佳日に、みなさまのご参拝をお待ち申し上げております。
記 一 日時 三月二十日(水) 午前十時より