令和5年 了願寺報恩講円成

さる12月2日 (土) と3日 (日) の二日間に渡って、皆様方の多大なるご協力のもと、無事本年も当院報恩講が円成いたしました。心より感謝申し上げます。

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今年は、昨年に続いて通常開催の報恩講でした。コロナで三年ほど短縮形 (内勤) での報恩講でしたので、まだ今年もペースがうまく掴むことができていないという感じがしましたが、多くの方々に支えられて、無事お勤めすることができました。

仏花はここ数年同様、生野区の光徳寺高橋照吾さんにお願いして、立派なものが完成しました。伝統的な立花の形式を保ちつつも、毎年花材に斬新なものを取り入れて、今年も見応え充分でした。

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昨年に引き続いて、「御斎」(お昼の精進料理) も通年どおり準備させていただきました。了願寺婦人会の方々にお手伝いいただき、前日の仕込みから当日の接待まで、本当にお世話になりました。

昨年の報恩講は今年厳修された本山の 慶讃法要 (宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年)のテーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずていこう」を受けて、「人として生まれて」と設定しました。「生」ということがテーマでしたが、今年はさらに「死」ということを意識して、「いのち終わるとき」というテーマを設定しました。

初日の法話は住職がさせていただきました。3日のご法話には、石川県加賀市より佐野明弘先生(大谷専修学院長・光闡坊住持)にお越しいただき、同テーマでお話しいただきました。独特の間で、ポツポツと言葉を選んでお話される雰囲気に、聴聞のみなさまは聞き入っておられました。

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世の中は利便性を求めて、どんどん科学技術が発展してきていますが、それらはすべて時間の短縮という方向に向かっている中、こうしてお寺へ足を運んでいただき、ゆっくりと古来より仏教が見つめてきた人間ということに向き合う場が実現していることが、あらためて、非常に不思議に感じられました。何か私たちの意識が思うより以前の業に影響されて、こうした場が成り立っているのだと、しみじみと深く感じた次第です。

古来「真宗門徒にとっての一年は報恩講に始まり、報恩講に終わる」と言われてきました。お寺にとっては、これからまた、来年の報恩講へと向けた一年がはじまりますが、暦の上ではあともう少し一年が残っています。

1月1日の元旦は11時より本堂にて修正会が勤まります。お勤めのあとにはおせちと少しのお酒をいただくことが通例となっています。年始お時間が許しますならば、ぜひとも本堂へ新年のお参りにお越しください。

寒さも厳しくなってきました。くれぐれも健康にはご留意なさって、お念仏とともに良いお年をお迎えくださいますよう心より祈念致しております。

令和4年 了願寺報恩講円成

さる12月3日 (土) と 4日 (日) の二日間に渡って、皆様方の多大なるご協力のもと、無事本年も当院報恩講が円成いたしました。心より感謝申し上げます。

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今年は3年ぶりの通常開催で、いつも以上に報恩講をお迎えするまでの準備の大変さを痛感しました。仏花はここ数年同様、生野区の光徳寺高橋照吾さんにお願いして、立派なものが完成しました。伝統的な立花の形式を保ちつつも、毎年花材に斬新なものを取り入れて、今年も見応え充分でした。

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「御斎」(お昼の精進料理)も通年どおり準備させていただきました。了願寺婦人会の方々にお手伝いいただき、前日の仕込みから当日の接待まで、本当にお世話になりました。

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いよいよ来年に迎えた本山の 慶讃法要 (宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年)のテーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずていこう」を受けて、今年の当院での報恩講テーマは「人として生まれて」と設定しました。

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3日の法話は住職がさせていただきましたが、4日のご法話には、石川県加賀市より佐野明弘先生(光闡坊住持)にお越しいただき、同テーマでお話しいただきました。仏教がとらえてきた人間観を、例を交えながらわかりやすく丁寧にご説明いただき、みなさん吸い込まれるように聞き入っておられました。法話後には、何名かのご門徒さんが先生のもとへお話に行っている姿が印象的でした。

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古来「真宗門徒にとっての一年は報恩講に始まり、報恩講に終わる」と言われてきました。お寺にとっては、これからまた、来年の報恩講へと向けた一年がはじまりますが、暦の上ではあともう少し一年が残っています。

1月1日の元旦は11時より本堂にて修正会が勤まります。お勤めのあとにはおせちと少しのお酒をいただくことが通例となっています。年始お時間が許しますならば、ぜひとも本堂へ新年のお参りにお越しください。

寒さも厳しくなってきました。くれぐれも健康にはご留意なさって、お念仏とともに良いお年をお迎えくださいますよう心より祈念致しております。

明日から報恩講

いよいよ明日から 報恩講 です。オンライン (ZOOM) で参加予定の方は以下のIDとPASSWORDSでお入りください。

トピック: 令和四年了願寺報恩講
時間: 2022年12月3日 01:00 PM 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/9801174432?pwd=R2pMM3FQN2svTG5ieTRTZ1BIR21yQT09

ミーティングID: 980 117 4432
パスコード: 253354

おみがき準備会

報恩講へ向けて去る11/26 本堂にて「おみがき」が行われています。多くの方のご協力で無事仏供がきれいにおみがきされました。ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

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報恩講仏花

仏花の方も11/30に生野区の光徳寺高橋照吾さんに来ていただき、立派なものが完成しています。ぜひとも実際にじっくりとご覧になって下さい。

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令和三年 了願寺報恩講円成

さる12月5日 (日) 午後2時より、皆様方の多大なるご協力のもと、無事本年も当院報恩講が円成いたしました。心より感謝申し上げます。

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昨年に引き続き本年も、コロナウイルス感染症に配慮した報恩講となりまして、例年2日行っている法要も、今年は1日1座のみとなりました。お昼の「御斎」も今年は控えさせていただきました。しかし、荘厳等の準備や報恩講の特別のお勤め等は例年通りしっかりと行われ、特に仏花は伝統を継承しつつ近代的な花材も使用された、すばらしいものが整えられたように思います。

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ご案内の段階では、2時からの法要のみのご案内で、3時にはすべての儀式が終了するという予定でした。その予定通り、お勤め終了の3時ごろで一旦締めさせていただいたのですが、その後、ご希望の方だけに残っていただき、当院住職が報恩講のご法話をさせていただきました。長い期間、本堂での法話ができないことが心にひっかかっておりましたので、このような形にさせていただきましたが、お残りになってくださった方々は最後まで熱心に聞いてくださっておりました。

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古来「真宗門徒にとっての一年は報恩講に始まり、報恩講に終わる」と言われてきました。お寺にとっては、これからまた、来年の報恩講へと向けた一年がはじまりますが、暦の上ではあともう少し一年が残っています。

1月1日の元旦は11時より本堂にて修正会が勤まります。お勤めのあとにはおせちと少しのお酒をいただくことが通例となっています。年始お時間が許しますならば、ぜひとも本堂へ新年のお参りにお越しください。

寒さも厳しくなってきました。くれぐれも健康にはご留意なさって、お念仏とともに良いお年をお迎えくださいますよう心より祈念致しております。

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