「おみがき」と「お斎」お手伝いのお願い

いつもお寺の行事にご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

さて、本年の報恩講は文化財登録記念法要として大きく勤まります。すでにご案内の通り来る 11月29日(土)、30日(日)を予定しています。そこで、たいへんお忙しい中恐縮ですが、 その準備のため、下記によりお仏具の「おみがき」のお手伝いをお願いしたく、ご案内申し上げます。

また、報恩講「お斎」についてですが、今年も昨年同様に準備をしたいと思います。お斎〔食事〕 のお世話について、これまでは婦人会の班ごとの皆様に年毎交代でお手伝いをお願いしていましたが、今後、それらを統一して、婦人会・御門徒様で男女問わずお手伝い可能な方々にお集まりいただき、準備・接待等をお願いするということとなりま した。

「お斎」とは、御門徒によって持ち寄られた食材で作り、 宗祖聖人のご遺徳を偲びつつ、御同 朋共々にいただく食事です。これまでお手伝いいただいていた方々はもちろんのこと、報恩講当日、 ご都合つく当院有縁の御門徒の皆様方は、是否ともお手伝い賜りたく、お願い申し上げます。

ご多用中まことに恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上ご参集いただき、貴重なお時間・ ご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

一.日時 「おみがき」 11月24日(月)午後2時~
     「お斎」相談会  同日午後3時頃~
一. 場所  了願寺本堂

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令和7年 了願寺報恩講「文化財登録記念法要」ご案内

注目

秋も一段と深まり、日だまりの恋しい季節となりました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

今年は了願寺にとって大きな出来事がありました。7月に御本尊の阿弥陀仏立像が大阪市の有形文化財に指定されたのです。大阪市全域でも稀有なことですが、当院のある大阪市西淀川区では仏像としては初めての登録になります。仏像は600年以上前の室町時代の制作で、当院本堂にて長らく有縁のご門徒・地域の方々に支えられ、保存されてきました。

これを記念して夏頃より、「有形文化財登録記念事業」と称して、ご懇志を募り、本堂の御本尊を中心に一部改修事業を進めてきております。10月現在お陰様で90名を超える方々のご芳志を賜っております。当院では、昭和53年の本堂建立、昭和63年の落慶法要の時にご寄進いただいた方々のお名前が今も本堂に残っております。今回の記念事業の寄進者の御芳名もまた、文化財となった御本尊と共に、永代に渡り本堂に残ります。ご懇志は可能な範囲のお気持ちで結構です。引き続き、皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

さて、今年は下記の日程で報恩講を2日間お勤めさせていただきたいと思いますが、併せて「文化財登録記念法要」としてお勤めさせていただきたいと思います。本堂修復後初の大きな法要で、文化財の御本尊が登録後初めて広く一般公開されます。法要は下記の三座(11月29日午後・30日午前・午後)お勤めさせていただきます。また、記念式典を30日の午後一時から予定しております。ぜひとも、記念すべき今年の報恩講へのご参詣をお待ちしております。

            記

一.日程 令和7年 11月29日(土)
              午後 2時~  逮夜(おつとめ)
                  3時~  法話(当院住職)
              30日(日)
              午前 10時~  晨朝(おつとめ)
                 11時~ 法話(佐野明弘師)
                 12時~ お斎接待
              午後 1時〜 記念式典
                 2時~  日中(おつとめ)
                 3時~  法話(佐野明弘師)
一.講師 石川県光闡坊住持 
           佐野明弘師(京都 大谷専修学院長)

一。主題 「阿弥陀仏の御名を聞き」

*本年は報恩講に併せて、夏頃より進めてまいりました有形文化財登録記念事業の完了のご報告として、「文化財登録記念法要」をお勤めさせていただきます。上記の三座(3回)お勤めがあります。2日目30日午後1時からは記念式典を予定しております。ご都合のよい日程でお参り下さい。もちろん、全日程ご参加いただいても結構です。修復工事は11月末の法要までにすべて完了する予定ですので、修復後初の大きな法要となります。

*本年は11月30日(日)の午前・午後と石川県光闡坊住持の佐野明弘先生にお越しいただきご法話いただきます。佐野先生は当院住職が日頃から公私共にお世話になりご指導いただいている先生です。昨年に引き続きご多忙の中、了願寺までご遠方よりお越しいただきご法話いただきます。ぜひとも住職と共にご聴聞いただければ幸甚です。

*30日には記念式典を予定しており、また日中(午後2時から)は法中のお寺様方も来られて、当院の法要のうち一年で最も重い法要が勤まります。全日程ご都合つかれない方も、30日の午後からはぜひともご参詣・ご聴聞賜りますようご案内申し上げます。

*法要はZOOMを利用してオンラインでも参加できます。IDとPASSはいつものお寺のものです。法要が近づいてくると、こちらで通知します。

*当院報恩講は毎年皆様方の篤厚のご懇志とご協力で勤めさせていただいております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

以上

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吊柿お手伝いのお願いと写経会ご案内

吊柿お手伝いのお願い

11月末の報恩講 (文化財登録記念法要) でお配りするために、今年もお寺の柿の木の「吊し柿」の準備会をしたいと思います。

了願寺では、境内にある柿の木の実を、この時期に吊し柿にして、11月(今年は11/29・30日)の報恩講にご参詣の方々にお配りしています。2〜3週間ほど境内に吊して、報恩講には出来上がるようにします。そこで、その準備のため、下記の写経会の少し前にお集まりいただき、お手伝いをお願いできたらと思います。誠にあつかましいお願いで恐縮いたしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

(ちなみに、柿の収穫は11/4 の午後1時頃より行います。こちらもお手伝い可能な方はお願いします。)

    記
日時:令和7年11月5日(水)  午後1時より(1時間ほど)
持ち物:特になし。作業しやすい服装で。
(お道具類はお寺がご用意します) 

写経会ご案内

了願寺では現在月に一度写経会を開いています。現在題材は皆さまにも馴染みの深い『般若心経』ですが、今回は習字をしたいと思います。皆様に書いていただいた作品は報恩講で展示させていただきます。合わせて、来年の南御堂の花祭りの頃に、了願寺から作品展に出展させていただきたいと思います。今回は、今年の了願寺報恩講のテーマが「阿弥陀仏の御名を聞き」ですので、1. 「阿弥陀」2. 「名号」3. 「聞法」の3つの文字に挑戦していただきます。

今月の写経会は、上記の吊柿準備会のあとに行いたいと思います。ご都合付く方は引き続きご参加ください。今月は費用はいただきません。毎月第3火曜日の午後2時からを写経の時間にしていますが、今月は少し早めになっています。お道具類などはお寺でご用意させていただきますので、お念珠だけ持ってどうぞお気軽に起こしください。

         記
日時:令和7年11月5日(水)  午後2時より(1時間ほど)  
費用:今月はなし  
講師:ご門徒の師範の先生  
題材:「阿弥陀」「名号」「聞法」
持ち物:お念珠(その他お道具類はお寺がご用意します)

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いつものお寺で安心「終活」セミナー

ご門徒様の行政書士の先生と協力して、本堂にて「終活」セミナーを予定しております。了願寺の檀家でなくても、どなた様でも参加可能ですので、ご家族・ご近所お誘い合わせの上、お越しください。無料で事前予約はなしです。住職も参加しますので、仏事のことに関するご質問であれば、なんでもお答えします。

     記
日時 12月20日 (土) 午後2時
場所 本堂
持ち物 ペン・メモ・防寒用具

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総永代経法要 ご案内

二百十日も穏やかに過ぎ心地よい秋へと季節が変わりました。お元気でご活躍のことと存じます。平素は宗門の発展と当院の行事にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、本年度、了願寺の「総永代経法要」を下記の通り執行いたしますので、お誘い合わせの上、ご参詣賜りますようご案内申し上げます。

     記 
一 日時 令和7年10月25日(土) 午後2時より

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10月写経会のお知らせ

10月の写経会についてお知らせします。写経会は基本的に第3火曜日午後2時から開催されます。

10月写経会 : 10/21 (火) 14:00--
場所 : 本堂
持物: なし (お寺が用意します)

10月も前回に引き続き、紺紙に金文字で書く金泥写経に挑戦します。加えて、絵写経や写仏にも挑戦してみようと思います。ご参加の方々は、その他ご希望をおっしゃってください。

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現在、本堂の改修工事が進められており、10/8現在、ご本尊が余間に、須弥壇が参詣席に移動されています。予定では10/18日に元に戻されることになっていますので、写経会の21日には予定通り本堂にて開催できると思いますが、予定外のこともあるので、その場合またこちらでご連絡させていただきます。

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秋の彼岸会法要ご案内

9月に入っても猛暑日が続いておりますが、皆様お変りなくお過ごしの事と拝察します。

8月のお盆の直後には、すぐに秋の彼岸会のご案内となり、彼岸が過ぎれば、一年ももう三ヶ月余りしか残されていません。今年の年末には、報恩講に合わせて、了願寺御本尊の文化財登録記念の法要ができればと考えております。お寺に人の出入りが激しくなるお盆が明けると、徐々に本堂の部分的な修復事業が進行される予定です。

今年は短い梅雨の後に急激に気温が上昇する夏を迎え、梅雨に降り残した雨を取り戻すように、8月に入り九州地方を中心として局所的な大雨に見舞われています。まるで、熱帯地域の猛暑とゲリラ豪雨を思わせるような気候が、この日本で続いております。世界的に地球温暖化問題が大きく取り沙汰されるようになってすでに久しいですが、近年の目眩のするような暑い夏には、特にこの問題の重大さが意識されます。

さて、来る秋の彼岸会法要ですが、下記によりお勤めさせていただきたく存じます。例年通りの「秋分の日」です。古来より、秋の彼岸の時期は気候もよく、もっとも活動的になれる季節とされています。この暑さも彼岸には幾分やわらぐでしょうか。近年気候に関しては、古来よりの定型句が通じなくなってきました。秋の良い季節を期待して、ぜひとも本堂へのご参拝をお待ち申し上げております。

    記
日時 令和7年9月23日(火) 午前10時より
場所 了願寺本堂

*ご法名等は配布している用紙にご記入の上、事前あるいは当日にお寺までご提出ください。

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9月写経会のお知らせ

8月はお盆でお休みでしたが、9月16日写経会再開します。。写経会は基本的に第3火曜日午後2時から開催されます。

9月写経会 : 9/16 (火) 14:00--
場所 : 本堂
持物: なし (お寺が用意します)

9月も前回に引き続き、紺紙に金文字で書く金泥写経に挑戦します。加えて、絵写経や写仏にも挑戦してみようと思います。ご参加の方々は、その他ご希望をおっしゃってください。

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令和7年 盂蘭盆会法要 ご案内

今年は6月にすでに異様な暑さを記録し、短い梅雨が明けて7月の猛暑に突入しています。異常気象のニュースにも「また今年もか」とため息が出るばかりです。

さて、すでに多くの皆様へはご報告させていただいておりますが、了願寺のご本尊である阿弥陀仏像がこの度、大阪市の指定文化財(有形文化財)に認定されました。3月に市の文化財保護課から連絡があり、5月に学芸員の職員の方の最終の訪問があり、つい先日の7月10日付けで正式に認定と相成りました。

実は、お寺には昔から御本尊が文化的価値の高いものであるということは代々伝承されていたのですが、この程正式に市から認定された形となります。全国的に真宗のお寺にほとんど仏像がなかったような室町時代から、およそ600年以上もの間、地震、火災、水害などの災害や戦争による被害も避け、この中島の地で私たちを静かにお守りくださっておられたことです。

実は、文化財認定のご連絡をいただいてから、バタバタと対応に追われておりますが、御本尊そのものは、これまでと変わらず本堂に安置されております。そして、これからも当院で御本尊として私たちをお導きくださいます。

もう間もなく8月15には例年通り下記により本堂でお盆の法要(共同盆会法要)が勤まりますので、この機会にぜひとも一人でも多くの皆さま方のご参詣をお待ち申し上げております。   

      記
日時 令和7年 8月15日(金) 午前10時より
場所 了願寺本堂

*ご法名等はお寺からお配りしている用紙(下記に画像あり)にご記入の上、ご提出ください。

お初穗についてのお願い

当山了願寺は、元禄元年 (1688年)、開発間もないこの中島新田の地に創建されました。創建当初、すぐには檀家なども得ることができませんでしたので、地主である中島市兵衛氏(当院の墓地に石碑があります)より、米三石六斗のご寄進を受けて維持していました。この寄進米はその後も長く続いたと記録されています。

この名残を受けて、了願寺では今でも御本尊である阿弥陀如来様への一年間のお仏飯米(お初穗)として、ご門徒さまから「お志」を頂戴していることであります。 令和2年以来、国内の新型コロナウイル拡大によって、密空間の回避ということが感染拡大の抑止策として世間に浸透するにつれ、月参りやご法事、お葬儀など、お寺の主要な法務がいちじるしく減少しております。令和5年の5月に五類感染症へ移行したとはいえ、一度進行した仏事の減少は止め難く、寺院護持ということが大変厳しい状況まで進んでまいりました。

昨今の厳しい経済状況の中で誠に厚かましいお願いで恐縮ですが、 現在、月参りを中止なさっておられるご門徒様、仏事は数年に一度のご法事のみというご門徒様におかれましては、創建当初より当院に継続されてきた「お初穗」という形で、ほんのお気持ちで結構ですので、毎年の寺院護持へご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今年は殊の外暑さが厳しい日が続いております。くれぐれもおからだご自愛ください。

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墓地ブロック塀改修に伴う「ご懇志」のお願い

墓地の道路に面するブロック塀の老朽化が進んできました。了願寺墓地のブロック塀は、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災の 時に全面的に改修を行って以来ですので、すでに30年が経過していることになります。

先日、西淀川区役所の担当の方が調査に来られ、一緒に細部を確認したのですが、この塀は通学路にも面していて、なるべく早い段階での改修工事が望ましいとのことでした。改修に当たっては、ブロック塀の再建ではなく、軽量フェンスでの建て替えとなります。

現在、業者に見積を依頼し、計画を進めいている段階です。大阪市からの助成金(最大45万円)も見込まれますし、また、毎年墓地管理費として頂いているものは、墓地の管理運営費として積立させていただいているのですが、近年の墓じまいの増加や仏事の減少、建て替えに伴う人件費・材料費の高騰で、すぐには計画が進められない状況です。

昨今の厳しい経済状況の中で誠に厚かましいお願いで恐縮ですが、当院檀家に関わらず、このブロック塀改修工事に関係する皆様に、お気持ちで結構ですので、ブロック塀改修へのご懇志のご協力を賜りますようお願い申し上げます。ご懇志は正面玄関にて受け付けます。現在、墓地中央(迎え地蔵様)のところと、正面玄関前に「募金箱」を設置しています。

今年は殊の外暑さが厳しい日が続いております。ご自愛専一くださいますよう念じあげます。

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