法要における指針

皆様方におかれましては、新型ウイルス感染拡大に伴って、多大なるご心配の日々を送られていることと拝察いたします。衷心よりお見舞い申し上げます。

さて、すでにこのサイトでも ご案内 のように、4月7日付で特別措置法に基づき、「緊急事態宣言」が発令されました。当初は5月6日に解除が予定されていましたが、5月31日まで延長の方針が発表されました。

こうした非常事態の中、宗派としても未曾有の出来事だけに、対応に困窮しています。先月来、法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針 が示され、私たち末寺としても、この方針に従って、法務継続している次第です。

以下、ここにも引用しておきます。

1. 法要前には必ず、手洗い・手指の消毒を厳守ください。また、参列者にも同様に手洗い・手指の消毒を徹底いただくよう依頼ください。

2. 常に咳エチケットを心掛けるとともに、勤行・読経の際にもマスクを着用ください。また、参列者にも同様にマスクの着用を徹底いただくよう依頼ください。

3. 感染リスクを減らすため、3つの「密」を避けてください。

(1)「密閉空間」を避けるために、できるだけ換気をしてください。

(2) 「密集場所」を避けるために、参列者にできるだけ間隔をあけて着席するよう促してください。また、お焼香も間隔をあけるよう配慮ください。

(3)「密接場面」を避けるために、間近での会話や対面による会話を可能な限り、避けてください。※法話は一定の距離(2メートル以上)をあけてください。

4. 法要終了後のお斎(会食)は控えてください。

5. 37.5℃以上の発熱や体調の優れない方には、法要への参列を控えていただくよう依頼ください。

6. 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の通夜・葬儀等を執り行うにあたっては、国の方針(※厚生労働省が示す「新型コロナウイルスに関するQ&A(関連業種の方向け)令和2年4月15日時点版、3.遺体等を取り扱う方へ」等)を踏まえた上で医療機関や葬祭場とも連携をし、感染防止のための衛生対策に努めてください。

7. 日常的な自己管理を徹底し、感染症の媒介者とならないように留意ください。

8. 新型コロナウイルス感染症への対処法を正しく理解し実行することで、差別や風評被害が広がらないように努めてください。

引き続き、緊急事態宣言の解除予定の5月31日までは、予断を許さない状況が継続します。各自ご予定されている仏事に関することであれば、どのような小さな事でも構いませんので、どうかご相談のご連絡を頂戴し、共に対処を試行錯誤していきたいと考えております。

皆様のご協力とご理解をよろしくお願い申し上げます。まずは、くれごれも御身ご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。

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