令和5年 了願寺「報恩講」のお知らせ

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秋も一段と深まり、日だまりの恋しい季節となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

報恩講とは浄土真宗の開祖親鸞聖人の祥月命日 (11月28日) に合わせて毎年勤められる法要で、浄土真宗にご縁のある方々によって過去何百年の間大事にされ、私たちにまで引き継がれてきた一年の中でもっとも大切な仏事です。本山である東本願寺では、毎年11月28日を含めた8日間、一年で最大規模の法要が勤まります。全国の各寺院では、本山の御正忌報恩講の日程の前後で (本山と日程が重ならないように) 報恩講が予定されます。当院了願寺では、毎年本山の御正忌の後の最初の土・日で報恩講が勤まります。

浄土真宗にご縁のある私たち門徒は、この御講 (あつまり) の場で、一年を締めくくる荘厳な仏事に身を置き、同時代に共に生きる同行の方々と膝を突き合わせながら、ご一緒に真実の教えに触れ、自らに響く生命の声に耳を傾けます。

当院では、コロナウイルス感染症拡大防止のため、長らく予定を短縮し一日一坐のみの法要でしたが、昨年より通常の日程に戻しております。今年もまた下記の通り二日間お勤めさせていただきたいと思います。初日はお勤めの後、当院住職が法話を行います。二日目は午前午後の各お勤めの後、昨年に引き続き石川県光闡坊住持の佐野明弘師にご法話をいただきます。親鸞聖人よりお示しいただいた、信の上のお念仏を共々に称えさせていただきたく、皆様方の多数のご参詣をお待ちしております。

          記

一.日程  令和五年 十二月 二日(土)
              午後 二時~  逮夜(おつとめ)
                 三時~  法話(当院住職)
           十二月 三日(日)
              午前 十時~  晨朝(おつとめ)
                 十一時~ 法話(佐野明弘師)
                 十二時~ お斎接待
              午後 二時~  日中(おつとめ)
                 三時~  法話(佐野明弘師)
一. 講師  石川県光闡坊住持 
           佐野明弘師(京都 大谷専修学院長)

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*本年は12月3日 (日) の午前・午後と石川県光闡坊住持の佐野明弘先生にお越しいただきご法話いただきます。佐野先生は当院住職が日頃から公私共にお世話になりご指導いただいている先生です。昨年に引き続きご多忙の中、了願寺までご遠方よりお越しいただきご法話いただきます。ぜひとも住職と共にご聴聞いただければ幸甚です。

*3日の日中 (午後2時から) は法中のお寺様方も来られて、当院の法要のうち一年で最も重い法要が勤まります。全日程ご都合つかれない方も、3日の午後からはぜひともご参詣・ご聴聞賜りますようご案内申し上げます。

*ご参拝に際しては新型コロナウイルス感染拡大防止のため、次の項目に留意していただきますようご協力よろしくお願い申し上げます。

 ・参拝者の間隔を保つため、本堂は原則イス席といたします。
 ・参拝いただく際は、「なるべく」マスクを着用ください。
 ・入り口に消毒を設置していますので、適宜手指の消毒をお願いします。
 ・本堂が密になり心配な場合は、一階の会館もご利用ください。法要中の本堂の様子がモニタに映されます。
 ・本堂・会館とも定期的に換気をします。各自防寒対策をお願いします。
 ・体調に異変がある場合は、参拝をお控えください。

*法要はZOOMを利用してオンラインでも参加できます。不明な点はお寺までお気軽にお尋ねください。

参加 Zoom ミーティング
https://us06web.zoom.us/j/9801174432?pwd=R2pMM3FQN2svTG5ieTRTZ1BIR21yQT09

ミーティング ID: 980 117 4432
パスコード: 253354

*当院報恩講は毎年皆様方の篤厚のご懇志とご協力で勤めさせていただいております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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