2015年の新しい朝を迎えました。
念仏は旧人生を葬る墓なると共に、新人生の母である。信の一念のうちに、はや永久の新人生に包含せらるる。信に死して、願に生きよ (曽我量深師)。
新たな年の初め、お念仏のうちに、生死の身に力漲り、いのち溢れます。宗祖親鸞聖人の憶念に順って、「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」の願いに立ち、新年心あらたに皆様方とともに人間成就の道を歩みたく存じます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2015年の新しい朝を迎えました。
念仏は旧人生を葬る墓なると共に、新人生の母である。信の一念のうちに、はや永久の新人生に包含せらるる。信に死して、願に生きよ (曽我量深師)。
新たな年の初め、お念仏のうちに、生死の身に力漲り、いのち溢れます。宗祖親鸞聖人の憶念に順って、「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」の願いに立ち、新年心あらたに皆様方とともに人間成就の道を歩みたく存じます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
しのぎ良い時節となりました。皆様お変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
私たち浄土真宗の門徒にとりまして「報恩講」は最も大切な行事です。それは宗祖親鸞聖人が九十年の御一生を通じて、日々煩悩に明け暮れ無常の生命を生きている私たちに、人間の真に生きる道を教え、仏様の広大無辺なお慈悲をお説きくださったことに対する追慕報恩の集いだからです。
下記により勤まりますので、一日ゆっくりとお時間をとっていただき、仏様のお話をじっくり御聴聞下さいますよう、御案内申し上げます。
記
一.日時 平成二十六 年十一月三〇日(日)
午前十時~十二時半
午後一時半~四時
一.場所 了願寺本堂
*婦人会より昼食の接待(おとき)がございますので、昼からも御法話を御聴聞下さい。
今年は殊の外きびしい暑さが続きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。残暑もまだしばらくは続くかと思われますが、お彼岸が近づきますと朝夕は少しはしのぎやすくなってまいります。
秋は実りの季節です。私達は自然の恵みである生命をいただいてこうして日々生活を営むことができているわけですが、そうした物質的な生活の糧に加え、私達には生きていく上で、もうひとつ欠かせないものがあります。それは、親子・家族への愛情、ご先祖への感謝の気持ち、友人・同僚との信頼関係など「精神的な糧」です。
実りの秋にあたり、それら自然のご恩、ご先祖の恩徳に感謝すべく、下記により彼岸会法要が勤まります。お誘い合わせの上ご参詣下さいますよう、ご案内申し上げます。
記 一.日時: 二〇一四年九月二十三日 午前十時〜十二時 一.場所: 了願寺本堂
今年もお盆が近づいてきました。「お盆」とは今は亡き人たちとの対話の日でもあります。亡くなられた方々が本心から願ってくださっている(それを本願といいます)のは何なのか、それを聞かせて頂くのが、この「お盆」の大切な意味ではないでしょうか。
下記により法要が勤まりますので、多数のご参詣をお待ちしております。
記 一.日時: 二〇一四年八月十五日 午前十時より 一.場所: 了願寺本堂
当了願寺におきましては、元禄の創建当初よりご本尊阿弥陀如来様に対する一年間の御仏飯米として、各ご門徒様より「お志」を頂戴しておることでございますので、本年もまた宜しくお願いいたします。
尼崎久々知のご門徒さまがお寺にお花を持ってきてくださいました。自転車で重い鉢を抱えてきて下さいました。
手元の花辞典を調べると「ブルンフェルシア」という熱帯性花木のようです。ジャスミンのような芳香を持っています。
このお花を頂いた5月中頃には、紫色で中心に白い目を持っている花をたくさんつけていましたが、時間の経過とともにこれらの紫色は退色していき、最後は全体が白色になりました。次々と新しい花を咲かせるので、時間の経過とともに複数の花色を楽しむことができます。
和名を「蕃茉莉」(バンマツリ)と言うようです。「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミン類のことを指し、「舶来のジャスミン類」という意味です。初夏の良い季節、了願寺境内にはしばらくこの花の芳香が漂っていました。
暑い日が続きますが、お元気ですか。毎年お盆の期間中(八月十二日~十四日)、了願寺墓地の受付けをお願いしております。
暑い日が続きお忙しい時でもあり誠に恐縮ですが、今年も下記の日時にお願い致したくお知らせ申し上げます。
・墓そうじ 七月三十一日 午前六時~六時半 草刈り(お道具は寺で用意します) ・墓受付け (ご担当様に日程ご連絡致します)
尼崎潮江の檀家さんのお宅の玄関で、なにやら楽しいものがふと目に入って来ました。可愛い装飾が施された「どんぐり」の実が盆栽の枝枝に配置されています。ご近所では人気らしく、関西テレビの よ~いドン! の「となりの人間国宝さん」にも取り上げられたそうです。番組の認定書も見せていただきました。日常のふとした風景に、こういった小さなユーモアを加えることが、人生に彩りを与えるのかもしれません。
檀家さんの九十九歳のおばあさんがいつもおシャレな川柳を作ってくださいます。今月も節分にちなんだ川柳をいくつか詠んでいただきましたので、ここにご紹介いたします。
福は内 鬼を外へと 追い散らす
節分や 豆まき散らす みちみちを
節分や 百まで生きる 恋の道
朝目覚め 家の周りを 散歩する
年をとり 百まで生きる 恋の道
「恋の道」という言葉が幾度か出てくるのに、驚かされました。「朝目覚め」て、「家の周りを散歩」して、「百まで生きて」、「恋の道」をたどっておられるのです。実に、素晴らしいではないですか。
今年もお彼岸が近付いてまいりました。まだまだ寒い日が続いていますが、自然界には早やそこかしこに春の息吹が感じられる今日この頃です
一輪の梅の花が咲いているのを見ますと、そこには大地にしっかりと根を下し、そこから必要な養分を吸収している姿がしのばれます。その大地に譬えられるのが「安養淨土」と言われる「お彼岸の世界」なのです。
私達を生み育てて下されたご先祖の方々の帰られた安養淨土の世界から、私達はその心身の養分を頂き、生きるエネルギーを与えられているからこそ、今ここに生かされて生きているのだ、と言うべきでしょう。この大切な世界を心に思い浮かべ見る期間が「お彼岸」として先人が私達に伝えてくださったのでしょう。
下記により「彼岸会法要」が勤まります。お誘い合わせてご参詣下さい。
記
一. 日時 2014年3月21日 (金) 午前十時より
残暑がひとしお身にこたえる毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この暑さはもうしばらく続くそうですが、お彼岸へ向かうにつれ少しずつ秋の気配が感じられる気候へと移り行くことでしょう。
実りの秋に当たり、自然のご恩、ご先祖の恩徳に感謝すべく、九月二十二日 (土) 午前十時より了願寺本堂にて彼岸会法要が勤まります。お誘い合わせの上ご参詣くださいますよう、ご案内申し上げます。