下記の通り人権研修会が開催されます。
本年は真宗大谷派僧侶で産業カウンセラーの 三橋尚伸 師を迎えご講演をお願いしております。貴重なお話をいただけると思いますので、みなさまにはお忙しい中かと存じますが、ぜひ多数ご参加賜りますようご案内申し上げます。
記 1. 日時 令和5年2月25日 (土) 午後3時〜 (受付2時半開始) 2. 場所 難波別院 同朋会館講堂 3. 講師 三橋尚伸師 4. 講題 世間の価値観を超える --心理学の教えで再考する超世間の共感援助-- 5. 持参品 肩衣(あれば)・念珠・マスク
[講師による講義概要]
私たちがさまざまな場面で人権問題にあたる時、どのような立ち位置でかかわってきたのでしょうか。必要とされるときに真の援助を提供するためには、まず援助者自身が自立しており、自己を知っていることが重要です。
自己理解を手がかりに、他者理解の歩みが始まります。今回は、真宗の教えだけでは見え難い人間の根源的な問題を、カウンセリング心理学や生物学という他の視点から多角的に見ていきたいと考えています。
カウンセリングを学ぶとは、自己を学ぶことです。このことは、仏教を学ぶことと別のことではないかと私は考えています。
[講師プロフィール]
真宗大谷派僧侶・産業カウンセラー・メンタルレスキュー協会会員・医療リスクマネージャー、日本カウンセリング学会会員。
企業・公官庁・医療・宗教関係などでの研修や講演の他、個人のカウンセリングも行っている。また、病院では医療従事者をはじめ、患者・家族のカウンセリングを行いながら、病棟のラウンドや法話会を実施。主な著書に、『「病」を包むお見舞い言葉』(講談社)、『死で終わる命はない』(ぷねうま社刊)など。