尼崎久々知のご門徒さまがお寺にお花を持ってきてくださいました。自転車で重い鉢を抱えてきて下さいました。
手元の花辞典を調べると「ブルンフェルシア」という熱帯性花木のようです。ジャスミンのような芳香を持っています。
このお花を頂いた5月中頃には、紫色で中心に白い目を持っている花をたくさんつけていましたが、時間の経過とともにこれらの紫色は退色していき、最後は全体が白色になりました。次々と新しい花を咲かせるので、時間の経過とともに複数の花色を楽しむことができます。
和名を「蕃茉莉」(バンマツリ)と言うようです。「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミン類のことを指し、「舶来のジャスミン類」という意味です。初夏の良い季節、了願寺境内にはしばらくこの花の芳香が漂っていました。