今年もお彼岸が近付いてまいりました。まだまだ寒い日が続いていますが、自然界には早やそこかしこに春の息吹が感じられる今日この頃です
一輪の梅の花が咲いているのを見ますと、そこには大地にしっかりと根を下し、そこから必要な養分を吸収している姿がしのばれます。その大地に譬えられるのが「安養淨土」と言われる「お彼岸の世界」なのです。
私達を生み育てて下されたご先祖の方々の帰られた安養淨土の世界から、私達はその心身の養分を頂き、生きるエネルギーを与えられているからこそ、今ここに生かされて生きているのだ、と言うべきでしょう。この大切な世界を心に思い浮かべ見る期間が「お彼岸」として先人が私達に伝えてくださったのでしょう。
下記により「彼岸会法要」が勤まります。お誘い合わせてご参詣下さい。
記
一. 日時 2014年3月21日 (金) 午前十時より