NAS 用マシンを自作してみる (7) —DLNA サーバー MediaTomb の導入—

FreeBSD への DLNA サーバー MediaTomb の導入手順を簡単にメモしておきます。

インストールはいつもどおり portinstall から行いました。ようやく FreeBSD にも少しずつ慣れてきました。

$ sudo portinstall net/mediatomb

データベース用に mysql (or sqlite) が必要になります。私はすでに導入済みでしたが、もしない場合は同様にインストールしておきます。

$ sudo portinstall databases/mysql55-server

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NAS 用マシンを自作してみる (6) —Firefly Media Server の導入—

Firefly (以前の mt-daapd) とはオープンソースのオーディオメディアサーバーです。これを導入すると iTunes (Digital Audio Access Protocol を実装したメディアプレーヤー) で NAS 上に保存した音楽ファイルを聴くことができるようになります。MP3, AAC, Ogg, FLAC, WMA がサポートされているようです。今回はこの Firefly の FreeBSD での導入手順をメモしておきます。

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NAS 用マシンを自作してみる (5) —ZFS RAID-Z とパフォーマンス—

さて、少し間があきましたが、先日 組んだマシンに HDD を6台導入して RAID-Z のストレージプールを作成します。

ハードウェアは以下の構成です。

CPU Intel CPU Core I3-3220T
M/B ASUSTek Mini-ITX P8H77-I
RAM DDR3 PC3-12800 CL9 4GBx2
SSD OCZ Agility4 64GB (zroot)

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NAS 用マシンを自作してみる (4) —FreeBSD の設定—

前回 導入した FreeBSD の設定を行います。ひとまず、デスクトップ環境の GNOME が動作し、Firefox が動くようになるところまでを目指します。

基本的な情報は FreeBSD ハンドブック から得ました。設定には FreeBSD on virtualbox インストールメモFreeBSD 8.1 on ZFS-boot を参考にさせていただきました。大変わかり易かったです。参考というより、リンク先にほぼそのまま従っただけ、と言ったところです。

私は vi の使い方もあやしいので、 vim/vi 実用レベルのリファレンス あたりも参照しつつ作業を行いました。以下はその際のメモの走り書きです。

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NAS 用マシンを自作してみる (3) —FreeBSD on ZFS—

先日 組んだ NAS 用マシンに FreeBSD を入れてみます。

私は趣味で Linux を少しだけ触っているのですが、今回初めて FreeBSD に挑戦してみます。FreeBSD を選択したのは ZFS で Raid-Z を構成しようと考えたからです。ZFS RAID-Z の導入には比較的高いスペックが必要で (cf. Hardware Recommendations – Freenas)、実はその点が HP ProLiant MicroServer ではなく、自分で組んでみようと思った動機でもありました。そして、そうした目的のために導入が簡単なのは FreeNAS なのですが、いざマシンを組んでみると十分デスクトップでも使用できそうでしたので、勉強がてら FreeBSD をインストールして少し遊んでみたくなった、というわけです。

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NAS 用マシンを自作してみる (2) —起動用ディスクの準備—

前回 の続きです。

計画当初は FreeNAS を導入しようと考えていたのですが、いざ組んでみると、構成したマシンはメールや Web 閲覧程度ならデスクトップ用途でも十分使用できそうなので、勉強がてら FreeBSD を入れて見ることにします。

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