つい先日、さくらVPSのサーバーをようやく Debian Squeeze 6 から Wheezy 7 にアップグレードしたので、ずっと以前に導入してほったらかしになっていた ownCloud (さくら VPS に ownCloud を導入する) も最新版に更新しておきたいと思います。私の普段の使用範囲では、Dropbox の無料の2GBの容量で、頻繁に使用するファイルについては十分なのですが、音楽や映像、写真などをこの ownCloud に入れておけば、ふとした時に iPhone や iPad から楽しめて便利ですし、なによりサーバーの余ったスペースを有効活用できているという感覚が嬉しいです^^;
さくら VPS に ownCloud を導入する
以前の記事 (さくら VPS の余ったスペースを Dropbox のように利用する) で Git を用いたファイル共有システム SparkleShare について書きました。今回は、WebDAV を使ったファイル共有システム ownCloud の導入手順をここに残しておきたいと思います。 ownCloud は、ファイル共有には WebDAVが、インターフェース部分には PHP がそれぞれ用いられているようです。
さくら VPS に Dropbox をインストールして WebDAV 化する
Dropbox を WebDAV 化すると、
- 自分のマシン以外で作業する場合
- iOS で Dropbox をサポートしていないアプリで作業する場合 (Pages など)
- Dropbox 非対応の OS (FreeBSD や PC-BSD など) で作業する場合
などでも、Dropbox のファイルを編集できて便利です。
さくら VPS の余ったスペースを Dropbox のように利用する
先日このブログで さくらのスタンダードから VPS へ移行 したことを書きましたが、この VPS はメモリ 1GB のコース (月額 980 円) でも HDD が 100GB まで利用できます。必要なデータを置いてもまだ余裕がありましたので、SparkleShare を導入して余ったスペースをファイル共有のリポジトリとして利用してみようと思います。
SparkleShare-Dashboard の導入と iOS 端末での利用
先日の記事 で Dropbox ライクなファイル共有システム SparkleShare を試してみましたが、同プロジェクトは SparkleShare-Dashboard というウェブアプリケーションも開発していて、これを導入すると、ブラウザからファイルの閲覧ができるばかりでなく、Android や iOS 端末からも閲覧が可能となります。