今日は終日雨で、夜になって風が強く吹いています。私は今日は法務も少なく、一日のんびり過ごしました。昼寝して、曇り空の庭に出て、もうすぐ散ってしまう桃色の梅の花を眺め、今まさに花を咲かせようとしている紅の沈丁花の蕾を愛でて、もうすぐそこに春近しと、しみじみととても良い一日を過ごしました。
衆善爲難 —藤元正樹先生の書についての覚書—
私は幸運なことに、伯父に真宗の世界ではたいへん有名な藤元正樹先生がいます。先生は学問だけでなく、書や絵など芸術の方面にもたいへん通じておられたそうです。自坊にも先生のお書きになったものがいくつか残っているのですが、先日ふと座敷に置いてあった先生の書の一つが目に入りました。お恥ずかしながら、いくつか崩し字が読めなかったので以下の様なツイートをしてみました。
年始に思うこと
2014年、年始に思うこと。
気取っていると思われることを恐れず書くと、人間なんて惨めなものだと思う。いつも何かに取り憑かれて、頭のなかがそれだけになって、そのことに気づきもしないなんて、こうやって冷静に見てみると、なんて滑稽なことなのだろう。怒りたくもないのに怒り、悲しみたくもないのに悲しむ。ほんの一時の楽しみに我を忘れることはできても、またいずれ必ず苦しみがやって来る。
「ひとえに他力」ということ
『歎異抄』第八章では念仏は「非行非善」であると定義され、「ひとえに他力」なものと説明されます。
念仏は行者のために、非行非善なり。わがはからいにて行ずるにあらざれば、非行という。わがはからいにてつくる善にもあらざれば、非善という。ひとえに他力にして、自力をはなれたるゆえに、行者のためには非行非善なりと云々。
悪人正機の喩え話
悪人正機説とは『歎異抄』第三章に見られる「善人なおもて往生をとく、いわんや悪人をや」という有名な一節に代表される教説です。「善人ですら往生できるのだから、悪人は往生できないはずがない」という、一般的に考えられる論理とは反対の内容を持ち、はじめてこの文章に触れる人に強烈なインパクトを与えます。
自分の考えとは何か
歎異抄という浄土真宗の思想を代表する有名な書物に関して、この書物が親鸞自身の著作でないということは注意すべきである、という指摘はしばしば聞かれます。もちろん、これが親鸞の直接の語であることは疑いようもない事実ですが、その言葉は同時に、歎異抄の著者唯円というフィルターを通した言葉である、ということを忘れてはいけない、という指摘です。
WordPress で Web サイト構築試行錯誤: サイドバーに日めくりカレンダーを表示させたい
お寺のサイトを作成しているので、「今日のことば」のような日めくりカレンダーをサイドバーに表示させてみたいと思います。
WordPress で Web サイト構築試行錯誤: CSS ドロップダウンメニューを半透明にしたい
WordPress の 2011 デフォルトテーマ Twenty Eleven の CSS ドロップダウンメニューを半透明にしてみます。
WordPress で Web サイト構築試行錯誤: フロントページを固定ページにして Dynamic Content Gallery を表示させる
WordPress をブログではなく Web サイト作成に利用する場合、フロントページにはブログのような新着記事ではなく固定ページを置くことになると思います。そのためには、管理画面から「表示設定」へ進み「フロントページの表示」に「固定ページ」を選択しておきます。
“WordPress で Web サイト構築試行錯誤: フロントページを固定ページにして Dynamic Content Gallery を表示させる” の続きを読む
WordPress で Web サイト構築試行錯誤: ページごとに特定の CSS や JavaScript を使いたい
自坊の Web サイトを数カ月前に立ち上げたのですが、構築途中ですでに数ヶ月放置してしまっていました。ここ数日少しだけ作業を進めたのですが、迷うことが多くありなかなか思うようにデザインできないこともあります。次に再度迷わないようにここにいくつかメモしておきます。
“WordPress で Web サイト構築試行錯誤: ページごとに特定の CSS や JavaScript を使いたい” の続きを読む