2019年6月10日 (月) に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、大谷大学名誉教授のロバート F・ローズ先生をお招きして、「往生の語り〜『楞厳院二十五三昧江結衆過去帳』に見られる臨終と夢〜」と題された記念法話が行われました。
日々の記録として
2019年6月10日 (月) に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、大谷大学名誉教授のロバート F・ローズ先生をお招きして、「往生の語り〜『楞厳院二十五三昧江結衆過去帳』に見られる臨終と夢〜」と題された記念法話が行われました。
2018年7月23日に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、大谷大学教授の一楽真先生をお招きして、「問いとして生きる清沢満之」と題された記念法話が行われました。
文系で、しかも仏教学や真宗学の学生で、LaTeX で論文を作成する人は今やほとんどいないのかもしれませんが、LaTeX はある程度慣れれば、その入口で感じるほどは複雑ではありません。フリーソフトウェアなので端末とネットワーク環境さえあれば誰もがいつでも始めることができ、好みのエディタでプレーンテキストを編集して、美しい文書を作成することができます。奥村晴彦先生の有名な LaTeX2ε美文書作成入門 などの有益な参考図書もたくさん出ていますし、また、TeX Wiki などの日本語で読める Web 上の情報も豊富ですので、躓いてもたいていの問題は解決すると思います。
2017年6月6日に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、佛教大学非常勤講師の樋口章信先生をお招きして、「私における清沢満之師 —自由にして自在なる人—」と題された記念法話が行われました。
『阿弥陀経』は、舎利弗を対告衆として、釈尊が自ら進んで説かれた「無問自説経」として展開する。親鸞聖人は『教行信証』 (化身土巻) で、「観経に准知するに、この経にもまた顕彰隠密の義あるべし」として『阿弥陀経』の隠顕釈を展開されるが、この「無問自説経」ということが釈尊出世本懐をあらわすものとして注意されている。その説法の対象が智慧第一の舎利弗であることは注目されるべきであろう。舎利弗は、特に学問と徳行にすぐれた仏弟子である。その舎利弗に「念仏一つ」の教えを説いていく。教義や徳行を極めた彼にこそ強調されるべき教えが「念仏一つ」であったと読み取ることも出来る。『阿弥陀経』を丁寧に読み進めていくと、「舎利弗よ」という呼びかけが実に多く繰り返されていることに気づく。その呼びかけは、分別的思惟の中で常に教義を合理的に結着させようとする私たちの知性の持つ「危うさ」に、繰り返しはたらきかけているようにさえ感ずるのである。
昨年 2016/06/03 に開催された大谷大学教授の加来雄之先生による、臘扇忌法要の記念講演の文字起こしを行いました。一昨年の大阪教区臘扇忌法要は、例年と異なって、愛知県の西方寺ご住職清沢聡之師をお招きし、臘扇忌主催の難度会メンバーとのシンポジウム形式で、それぞれの課題を共有するという形を取ったので、その年は講義録を作成しませんでした。ですので、こうしてご講師の先生の記念講義の文字起こしの作業をするのも、2014年の長谷正當先生のご講義(「本願の信と自信 —自己を証しすること—」) 以来 2 年ぶりということになります。
以前、ヤフオクで岩波仏教辞典の初版の電子辞書を手に入れて、第二版との違いについて記事にしたことがありました (岩波仏教辞典の初版と第二版の電子辞書についての覚書)。私はそこで、この辞書に関する初版と第二版の違いについて、以下のように書きました。
昨年 2014/06/19 に開催された京都大学名誉教授の長谷正當先生による、臘扇忌法要の記念講演「本願の信と自信 —自己を証しすること—」の文字起こしを行いました。臘扇忌法要当日は、私はスタッフとしてあれこれ動いていましたので、ご講演自体に聞き逃した部分も多く、この作業を通じてあらためてじっくりと先生のお話を聴くことができました。一昨年の羽田信生先生によるご講演 (十二月の扇 (臘扇) —無用なる我の発見—) の内容も、この文字起こしの段階で多く学ぶことがありましたが、清沢満之の思想をテーマとしたお二方の先生のご講演内容は、その根底において共通するものがある一方で、当然ながら清沢思想への先生方それぞれのアプローチの仕方は異なり、その辺りのことを考えながら作業することは、とても有意義な時間でした。
家に三國連太郎さんの朗読による『歎異抄』の古いカセットテープがあったのですが、これはテープが切れて聞けなくなっていました。まずは、同じものがデジタルデータ化されてないか探したのですが、どうもこの音源はCDなどでは販売されてないようです。私はカセットテープの修理などしたことがないのですが、幸いに切れたのがテープのはじめの部分だけだったので、付け焼き刃でその部分を糊で貼って、PCに読み込みました。音声はかなり劣悪ですが、デジタル化して聞き直すだけの価値のある、心に沁みる朗読です。YOUTUBEにアップしておきましたので、よければお聞きください。音が悪いのでお聞き苦しいかもしれません… 再生時にはPCの音量にご注意ください。
昨年 2013/09/18 に開催された毎田仏教センター所長の羽田信生先生による、臘扇忌法要の記念講演「十二月の扇 (臘扇) —無用なる我の発見—」の文字起こしを行いました。私はその場で講演を聞いていたのですが、やはりもう一度じっくり音声を聞き直すと、より深く先生の講演内容を味合うことができたように思います。