「往生の語り〜『楞厳院二十五三昧会結衆過去帳』に見られる臨終と夢〜」

2019年6月10日 (月) に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、大谷大学名誉教授のロバート F・ローズ先生をお招きして、「往生の語り〜『楞厳院二十五三昧江結衆過去帳』に見られる臨終と夢〜」と題された記念法話が行われました。

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私における清沢満之師 —自由にして自在なる人—

2017年6月6日に行われた真宗大谷派大阪教区の有志の会である難度会主催の臘扇忌法要では、佛教大学非常勤講師の樋口章信先生をお招きして、「私における清沢満之師 —自由にして自在なる人—」と題された記念法話が行われました。

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「天命に安んじて人事を尽くす」—清沢満之の求道における根本問題としての自己と他者—

昨年 2016/06/03 に開催された大谷大学教授の加来雄之先生による、臘扇忌法要の記念講演の文字起こしを行いました。一昨年の大阪教区臘扇忌法要は、例年と異なって、愛知県の西方寺ご住職清沢聡之師をお招きし、臘扇忌主催の難度会メンバーとのシンポジウム形式で、それぞれの課題を共有するという形を取ったので、その年は講義録を作成しませんでした。ですので、こうしてご講師の先生の記念講義の文字起こしの作業をするのも、2014年の長谷正當先生のご講義(「本願の信と自信 —自己を証しすること—」) 以来 2 年ぶりということになります。

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「本願の信と自信 —自己を証しすること—」

昨年 2014/06/19 に開催された京都大学名誉教授の長谷正當先生による、臘扇忌法要の記念講演「本願の信と自信 —自己を証しすること—」の文字起こしを行いました。臘扇忌法要当日は、私はスタッフとしてあれこれ動いていましたので、ご講演自体に聞き逃した部分も多く、この作業を通じてあらためてじっくりと先生のお話を聴くことができました。一昨年の羽田信生先生によるご講演 (十二月の扇 (臘扇) —無用なる我の発見—) の内容も、この文字起こしの段階で多く学ぶことがありましたが、清沢満之の思想をテーマとしたお二方の先生のご講演内容は、その根底において共通するものがある一方で、当然ながら清沢思想への先生方それぞれのアプローチの仕方は異なり、その辺りのことを考えながら作業することは、とても有意義な時間でした。

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十二月の扇 (臘扇) —無用なる我の発見—

昨年 2013/09/18 に開催された毎田仏教センター所長の羽田信生先生による、臘扇忌法要の記念講演「十二月の扇 (臘扇) —無用なる我の発見—」の文字起こしを行いました。私はその場で講演を聞いていたのですが、やはりもう一度じっくり音声を聞き直すと、より深く先生の講演内容を味合うことができたように思います。

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