先日、iPhone の画面破損を経験してしまいました。その数日前にも iPhone をうっかり忘れてしまってあわてて取りに行くということがあったので、この破損はここ数日の「うっかりモード」の代表のような出来事で、気を引き締めなきゃなと思う出来事でした… 不幸中の幸いで、破損は画面の端だけで、iPhone のハード自体には確認できる範囲で問題なさそうでした。そのまま使用できなくもなかったのですが、SoftBank の保証 (iPhone の保証) に入っていたので、修理することにしました。今回取った手続きをここにメモしておこうと思います。
さて、私の所有していたのは iPhone 6 plus。まずは近くに SoftBank ショップがあったので、調べるより直接聞いたほうが確実と思い、取るべき手続きを確認しに行きました。あんしん保証パック(i)プラス に入っていた場合の手順は以下の通り。
- Apple 正規プロバイダに修理依頼 (実費)。
- 作業完了報告書を受け取る。
- SoftBank ショップへ報告書を提出。
- 翌月もしくは翌々月の利用分から修理費が差し引かれる。
Phone 6 Plus の場合、割引率が 90% (割引上限 38,000円) ですので (cf. ご利用方法)、画面交換だけで行けた場合、修理費 14,800 円 (税別, AppleCare+ に未加入, cf. 画面の損傷) の 1割負担となります。1,500 円ほどなら多少面倒でも修理しようと思いました。修理している期間は代替機が借りられるとのことでしたが (cf. FAQ)、この店舗にはいま在庫がないとのこと。どこか近くのSBショップで代替機の在庫があるところはないか、と尋ねた所、実際に個々に店舗に問い合わせるしかないとのことでした。実はこの「代替機」の貸出が面倒だとはこの時、あまり意識していませんでした…
Apple 正規プロバイダ が近くのショッピングモールにあったので、自転車でそのまま移動しました。プロバイダショップの店員に画面破損の旨伝えると、いきなり、
「新品交換となりますがよろしかったでしょうか?」
と言われました。「よろしくない」です。ハード面ではひとまずは悪いところはなさそうなので、「画面修理だけで間に合うなら」と伝えると、「メーカーに送り一週間ほど時間がかかる」との返答。さらに「その場合でも破損状態によれば個体交換となることもある」とのこと。それは理解できますが、保証が効くからといってすぐに個体交換は躊躇します。「少し検討します」と伝えお店を一旦出ました。「修理に一週間かかったとしても代替機があればまあいいか」と思い、ひとまず同じショッピングモールにあるSBショップに代替機を借りに行きました。しかし代替機がない。店員によると個々のショップは iPhone の代替機を2,3個しか用意しておらず、数ヶ月の待ち期間は覚悟しなければならない、とのこと。ふう、うまくいかない…
Apple Store に持ち込むか… この時点ではじめて本格的に自分で調べました。Genius Bar に予約を入れて画面破損だけだと 2,3 時間でその日の内に修理完了とのこと。「2,3時間」。最低でも数日はかかると思い込んでいたので、これは意外でした。はじめから、しっかり自分で調べるべきでした。なるべくこの日の内に済ませたかったのですが、結局 Apple Store に持ち込むのがもっともスマートな方法なようです。まあ、しかし何事も経験と自分を言い聞かせ、この日のこの手間は良しとしました。念のためと思い、もう一軒だけSBショップに代替機の有無を確認してから帰宅しようとしたところ、なんとこの日3軒目に立ち寄ったショップに代替機がありました。微妙な運です。せっかくなのでこの代替機の iPhone をレンタルしました^^;
結局この日は、このレンタルした代替機 (iphone 5) に SIM カードを入れ替えて Backup からデータを入れて、翌日夕方に Genius Bar の空きがあったので予約を入れて、寝ました。
翌日、心斎橋の Apple Store に予約していた時間に行きました。平日の 16:50 予約だったのですが、結構な混雑で、実際対応してくれたのは 17:15 頃でした。目の前で手早く診断アプリを走らせて、ハード面に問題はなく、画面修理だけでいけそうとのことでした。修理完了は 18:20。私はこの日は 18:30 から予定が入っていましたので、代替機があったこともあり、翌日受け取りをお願いしました。結局、この時点で代替機の存在が効きました^^;
翌日無事修理された iPhone 6 plus を Apple Store で受け取りました。修理費は 14,800 円。
さて、本日画面破損から5日目、Apple から出た「修理確認書」を持って代替機をレンタルしていたSBショップへ赴き、iPhone を返却して、保証の手続きをしてもらいました。修理費の 9割 は保証されたので実際は 1,480 円負担で済みました。SoftBank の「あんしん保証パック」は月額 650 円で、一度保証を使用すると半年間は使えないので、650円 x 6 は馬鹿らしいのでオプションを切ろうかとも思いましたが、再加入はできないとのことでした。まあ、これは当然ですね。聞いた自分が恥ずかしい… 9月には iPhone 7 発表かもしれず、機種変更したいと考えているので、現段階でオプション変更してもいいのですが、いま少し考えてみます。
冒頭にも書きましたが、ここ数日、仕事でもいくつか小さな「ぽか」をしており、この画面破損は最近の「うっかりモード」を代表するかのような出来事でしたが、いろいろ勉強にはなりました。こうした手順を踏まなくても、最初に訪れた Apple 正規プロバイダで個体交換を要求されて、すぐにそれを飲めば手続きは一瞬で終わったかもしれません。正確に要求された値段を覚えてないのですが iPhone 6 plus の交換修理は4万以上はかかりました。保証を使うとそれの一割負担ですから、手間を考えるとそれでもいいという選択もあったかもしれません。まあしかし、こうした贅沢はしない方がいいですし、また、ちょっと自分の最近のうっかり行動を戒める意味もあって、面倒ですが上のような手順をとりました。もっともよい手段は、半日ほどゆっくり余裕のある日に Apple Store に修理依頼して、その日の内に済ませてしまう方法だと思います。今回の手続きは、行き当たりばったりのようなところもありましたが、自分用のメモも兼ねて、この手順のどこかの段階がどなたかのお役に立つかもしれないと考え、ここに記事として残しておきます。