Mac と Windows からパスワードなしで Samba サーバーにアクセスする

今日は大晦日です。年越しそばをいただき、紅白を流しながら、のんびり過ごしています。

さて、Samba サーバ (Version 3.6.9, FreeBSD RELEASE-9.1) に Mac と Windows からユーザー名とパスワードなく接続できるようにするため、先ほどからあれこれ試行錯誤していました。その際のメモをここに残しておきます。

/usr/local/etc/smb.conf を以下のように設定しました。

[global]
   workgroup = MYGROUP
   server string = Samba Server
   security = user
   map to guest = Bad User
   hosts allow = 192.168.0. 127.
   guest account = nobody
   invalid users = root
   log file = /var/log/samba/log.%m
   max log size = 50
   dns proxy = no
# Charset settings
   display charset = UTF-8
   unix charset = UTF-8
   dos charset = cp932

[public]
   path = /home/samba
   public = yes
   guest ok = yes
   writable = yes
   printable = no

ポイントは、

guest ok = yes
map to guest = Bad User
guest account = nobody

です。

guest ok = yes でゲストアカウントの使用を許可し、 map to guest = Bad User でログイン名が存在しない場合はゲストアカウントでのログインを許可し、 guest account = nobody でゲストアカウントをシステムのアカウント nobody にマッピングしています。

testparmsmb.conf の設定確認をしておきます。問題がなければ samba を再スタートします。

# testparm
# /usr/local/etc/rc.d/samba restart

以上で Windows 7 (SP1) から接続してみたところ、読み込み・書き込みともに問題ありませんでした。

ところが、Mac OS X (Mountain Lion, 10.8.2) で接続してみると、読み込みができるのですが、書き込み時にパスワードを求められます。これはサーバー側で共有したいディレクトリ (今の場合 /home/samba) のパーミッションを 777 に変更したところうまく書き込みもできるようになりました。

# chmod 777 /home/samba

はじめは 755 になっていたはずなので、Mac で書き込みが拒否されたのは当然なのですが、今度はなぜ最初に Windows でうまくいったのかわからなくなってしまいました… まあ、結果的に以上で Mac・Windows ともにパスワードなしで接続できるようになりました。

年末にこんなことをだらだらしているうちに、今年もあと1時間をきりました。再結成したプリンセスプリンセスが紅白で「ダイヤモンド」を歌っています。

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