SparkleShare-Dashboard の導入と iOS 端末での利用

先日の記事 で Dropbox ライクなファイル共有システム SparkleShare を試してみましたが、同プロジェクトは SparkleShare-Dashboard というウェブアプリケーションも開発していて、これを導入すると、ブラウザからファイルの閲覧ができるばかりでなく、Android や iOS 端末からも閲覧が可能となります。

SparkleShare-Dashboard Wiki でいくつかの Linux ディストリビューションごとの導入手順が解説されていますが、ここでは Debian Squeeze での方法をメモしておきます。以下にメモする内容はリンク先そのままですので、英語に抵抗がない方はそちらの方がより詳しくて正確です。

Debian Squeeze

依存関係は、

- nodejs 0.6.4
- redis 2.2.x

となってますので、これらを導入するため、 /etc/apt/sources.list に次のラインを加えます。

deb http://backports.debian.org/debian-backports squeeze-backports main
deb http://ftp.us.debian.org/debian unstable main

/etc/apt/preferences を以下のように編集しておきます。

Package: *
Pin: release a=stable
Pin-Priority: 700

Package: *
Pin: release a=testing
Pin-Priority: 650

Package: *
Pin: release a=unstable
Pin-Priority: 600

端末で次のコマンドを実行します。

$ apt-get update
$ apt-get -t squeeze-backports install redis-server
$ apt-get -t unstable install nodejs

node 0.6.3 以降に対応していない場合、次のように NPM を手動でインストールする必要があります。

$ curl http://npmjs.org/install.sh | sudo sh

以上で準備は完了ですので、git で Dashboard のコードを取得し、そのディレクトリに入り、以下のコマンドを実行します (一般ユーザーで)。

$ git clone https://github.com/hbons/SparkleShare-Dashboard.git
$ cd SparkleShare-Dashboard
$ npm install -d

次に config.js を編集します。ひとまず以下の箇所を編集してテストしてみます。

exports.folders = [
  { type: 'git', name: 'Test', path: '/home/git/work', pub: false }
];

「name」はブラウザから見える名前、「path」はディレクトリパス、「pub」は public (true) か private (false) かの指定です。

これで SparkleShare-Dashboard を起動する準備は整いました。次のコマンドで起動します。

$ make run

Webserver での設定の詳細は Serving through Webserver をご参照ください。

ブラウザで、


http://yoursite.com:3000

にアクセスすると、次のようなユーザー登録画面が表示されます

sparkleshare_ipad_01.png

登録したアカウントでログインします。

sparkleshare_ipad_02.png

次のようにフォルダが確認できます。

sparkleshare_ipad_03.png

sparkleshare_ipad_04.png

iOS との連携

SparkleShare-Dashboard には iOS 用のクライアント (SparkleShare-iOS) が存在します。App Store から無料でダウンロードできますが、こちら の有料版をダウンロードすると開発を支援できます。

ブラウザ画面の右側に「Linked devices」がありますのでクリックすると QR コードと Link コードが表示されます。

sparkleshare_ipad_05.png

# 以下 iPad (iOS5) で確認しています。

iPad で SparkleShare-iOS を起動し、「Scan QR Code」でQR コードを読み込みます。うまく行かない場合は「Enter manually」から手動で設定します。

sparkleshare_ipad_06.png

iPad からテストフォルダを確認できました。

sparkleshare_ipad_07.png

sparkleshare_ipad_08.png

そのまま閲覧もできますが、「Open in…」も用意されており、GoodReader 等の主要なアプリケーションでも開くことができ、こちらの使用感もさながら Dropbox です。

sparkleshare_ipad_09.png

アップロードの機能が揃えばいよいよ Dropbox の出番も少なくなるかもしれません ^^;

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